ロシアの(プーチン)大統領は、アゼルバイジャンのアリエフ大統領とドゥシャンベで会談した。1年ぶりの本格的な会談は、両国のパートナーシップを強化した。RIAノーボスチ通信は、会談の要点を報じた。

(抜粋)ロシアの指導者は直ちに、双方にとってデリケートな問題、すなわち2024年12月25日にアクタウ近郊で発生したアゼルバイジャン航空機の墜落事故について言及した。
プーチン大統領は、捜査はほぼ完了しており、悲劇の原因を評価できるようになったと強調した。複数の要因が絡んでいるという。

「まず第一に、上空にウクライナの無人機がいた。我々は、夜間にロシア連邦国境を越えた同様の無人機3機を追跡していた」とロシアの指導者は指摘した。
二つ目は防空システムの技術的不具合だった。
「発射された2発のミサイルは航空機に直接命中したわけではなく(もし命中していたら、その場で墜落していただろう)、数メートル、おそらく10メートルほど離れた場所で爆発した。おそらく自爆したのだろう。つまり、命中は主に弾頭によるものではなく、ミサイル自体の破片によるものだった。そのため、パイロットは鳥の群れとの衝突と認識し、ロシアの航空管制官に報告した。そして、これらすべてがいわゆるブラックボックスに記録されている」と大統領は説明した。
プーチン大統領は、こうしたケースに必要な補償や法的評価などはすべて行うと確約した。しかし、これには「ある程度時間がかかるだろう」と述べた。

一方、アリエフ大統領は昨年の悲劇に関する詳細な情報に対して「特別な感謝」の意を表した。
アゼルバイジャン大統領は、ロシア大統領が自ら捜査を管理してくれたことに感謝の意を表した。

両二国間会談は世界中で大きな関心を集め、不可抗力の状況にもかかわらずロシアが地域のパートナーとバランスのとれた建設的な関係を維持し続けていることを確認した。
://ria.ru/20251009/putin-2047333773.html

AZEL航空撃墜事件はロシアのミサイルによるものだと事実上認め謝罪したか。もっと早く決断して友好関係維持したほうが良かったと思うんだがなぁ……
とはいえアリエフも関係改善や連携拡大に意欲的だし将来への期待は持てる会談内容だな