Subject6: アウシュヴィッツ収容所のガス殺についてその1 クレーマー日記
https://horacaust.ho-zuki.com/sofia/sofia_s06.html

 「ようするに、人体実験の存在そのものを否定するヤツはいない。
歴史修正主義者(リビジョニスト)たちが否定しているのは、”科学的根拠を持たない殺戮だけの人体実験”というドイツに対する言いがかりだ。
ニュルンベルグ軍事裁判(NMT Nuernberg Military Tribune))の第一法廷で被告になったドイツ軍の医師のドイツ人弁護団は米国人検察団の訴追に対してこう主張した」

1. 戦争と国家の危機という状況下では、人体実験によって得られる知見によって軍および市民の生存を図ることは必要である。極端な状況は極端な行動を要求するものである。
2. 囚人を被験者として用いることは世界中で行われている。米国の刑務所で行われている人体実験もある。
3. 人体実験に利用された囚人はすでに死刑が宣告されていた。したがって、実験に用いられ処刑を免れたことは囚人の利益になっている。
4. 被験者は軍の指導者または囚人自身によって選ばれているのだから、個々の医師たちは選別の責任を負えない。