>>978
第一に、そうした調査では再現性が保証されたことがなく、
それを分析し、捏造か否かを判断する立場にある学者たちの間では
ねつ造を否定する立場であっても「手段そのものに欠陥がある」という
主張が大半を占める

これは、電話やアンケート手段の信頼性は、意図的なねつ造でないとしても、
少なくとも事実とかけ離れた結果を許容するような
不完全な調査手法であることを証明している

なお、このような捏造否定派の主張は
ジョージ・ギャラップの頃から「技術的に精度を解決できる」と
していたのに対して、何十年経ってもその精度が
技術の発展によってまったく解決されていないという
歴史的推移から判断すると、明らかにその主張は誤りであった
これは技術が複雑化するほどねつ造の余地が入ることを示している

第二に、「武装兵が立ち会い、選挙管理委員会や国際監視団は存在しない。投票箱の開票過程も非公開で、反対票を投じた人が報復を恐れて逃げた事例も報告」とは
事実ではなく、実際には自由に取材が可能で、国際監視団もいた

透明性と検証可能性は、ドネツクやルガンスクにおいて自由である一方で、
ウクライナや西側の資金を得て運営される組織にはそれがまったくない