>>395

英語の一次資料をそのまま当たれば、下記の6点はすべて確認できます。

「飢饉は認定されていない」→誤り。
 2025年8月22日、IPCがガザ県で飢饉(Phase 5)発生を正式確認。UNICEFとWHOも同日発表しています。

「15%は捏造の新基準」→誤り。
 MUACの15%(WHZは30%)という二本立ては2019年以降のIPC公式ルール。ガザ向けに“下げた”事実はありません。

「数値の切り貼りで水増し」→誤り。
 IPCの反論文書は、7月後半の加重推計が16.4%で閾値超、月全体平均(12.5%)だけを見ると急悪化を見落とすと明記。手法とデータ分割は文書に記載済みです。

「死者が少ない=飢饉でない」→誤り。
 監視体制の崩壊で記録が過少になるとIPCは明記。死亡は「餓死」単独ではなく栄養不良×感染症も含むのが国際基準。WHOも7月だけで飢餓関連死が急増と報告しています。

「予測より少なかったから嘘」→誤り。
 IPCの分類は**“証拠の収束(convergence of evidence)”**に基づく技術判定で、予測値の当落で覆るものではありません(2指標到達+3指標目は合理的根拠で可)。

「68万人死亡」→根拠なしの流言。
 国連OCHAや主要研究機関の公式・準公式統計は、2025年10月時点で数十万ではなく数万人規模。68万人説は活動家/SNS発の主張で、公的機関は採用していません。