去年公開された映画「シビル・ウォー アメリカ最後の日」を昨夜レンタルDVDで視聴。

「主人公のジャーナリスト4人の視点で描かれた内戦下のアメリカ」という触れ込みでしたが、一部で言われていたような左翼的価値観は
自分が見た感じでは余り目立たなかった。

なお「内戦下のアメリカ」と言うが、ワシントンDCを首都とする連邦政府の方のアメリカは映画のスタート時点で崩壊寸前で、連邦政府に
反旗を翻した西部諸州にテキサスが加わった「西部勢力」と、フロリダ〜オクラホマにかけての諸州が結成した「フロリダ同盟」を構成する
合計19州が事実上合衆国を三つに割っての内戦状態。

ジャーナリスト4人組はワシントンDCに追い詰められた(しかし実際の戦況とは真逆の大本営発表ばかりを繰り返す)大統領への直接
インタビューを目的として千キロ以上の旅路を行くものの、そこはジャーナリズムなどの綺麗事など通用しない無法地帯。

昨今の例で言えばシリア内戦のアサド政権最末期のような有様で、かっての超大国アメリカの豊かさや平穏などあらかた失われ、
人の命など虫けら同然に奪われる地獄巡りの如き旅路に。

相手が中立のジャーナリストでも気軽に射殺する輩が徘徊する危険地帯を突破し、仲間も失いながらもようやく辿り着いたのは、首都
ワシントンDCを制圧する西部勢力軍主力の最前線基地。
それまで目にした連中が皆民兵と大差のない軽装備の歩兵やゲリラばかりだったのに対して、西部勢力軍はまるで2010年代の米陸軍
そのままな重装備多数を取り揃えた圧倒的火力と装備。

もうこの時点で旧連邦政府軍とそれに従った州兵軍は大統領を見限ってほぼ全軍が投降・離反し、ワシントンDCに残るのは僅かな
警備隊と大統領支持派の民兵だけ。
主人公らは西部勢力軍の突撃部隊に同行し、要塞化されたホワイトハウスに突入し大統領の最後のインタビューを求めるのだが・・・

と言うのが映画の大まかなストーリー。