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キエフ公国の発展

 キエフ公国はイーゴリが若くして戦死したためその妻オリガ(ウクライナ語ではオリハ)が摂政となり、その子のスヴィヤトスラフの時代にかけて、徴税や法を整備して国力を高め、ドニェプルから黒海に出て盛んに南方に進出、カスピ海北岸のハザール=カガン国や、9世紀に黒海北岸に進出してきたトルコ系のペチェネグ人、バルカン半島のブルガリア人などと戦いながら、次第に軍事力を強めていった。