H3ロケット7号機、打ち上げ成功 ISSに向かう新型補給機を予定通り分離
産経 2025/10/26 09:23

日本の主力大型ロケット「H3」7号機が26日午前9時0分15秒、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから予定通り打ち上げられた。
国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ新型補給機「HTV−X」1号機を、予定通り約14分後に分離して軌道に投入。打ち上げは成功した。

成功が伝えられると、同センター内で待機していた宇宙航空研究開発機構(JAXA)や三菱重工業のスタッフらから、大きな拍手が湧き起こった。
スタッフらは、「よし、成功したぞ」「よかった。無事にISSへ物資を届けてほしい」などと、笑顔で喜びの声を上げていた。

HTV−Xは、約4日間で油井亀美也飛行士が滞在するISSに到着。約10メートルまで近づいたところを油井さんがロボットアームを操作し捕まえ、
30日にドッキングする予定だ。 物資補給を終えた後はISSを離脱し、3カ月程度、地球を周回しながら技術実証を行う。

H3は、6月に引退したH2Aの後継で、民間企業の衛星打ち上げなど宇宙輸送需要の大量獲得を狙う主力大型ロケットとして開発された。
H2Aに比べ、打ち上げ費用や打ち上げまでの期間を半減し、顧客の使いやすさを向上させている。

機体は搭載物の大きさに応じて標準型、大型、小型の3形態がある。
これまで打ち上げられたのは全て標準型だったが、HTV−Xを搭載する7号機は初の大型。
今回の成功により、顧客に対して機体バリエーションの広さをアピールすることができた。
https://www.sankei.com/article/20251026-PPVYNLUNKFOGRHQ4KVXB3KJYVY/