80年前、南アルプスに墜落した米軍機の謎に迫る 岩場に今も残る部品
信濃毎日新聞 2025/10/03 06:05

1945(昭和20)年10月2日、南アルプス兎(うさぎ)岳(2818メートル)の飯田市側に米海軍の飛行艇「PBM5Aマリナー」が墜落し、
乗員11人が死亡していたことを地元山岳関係者らのグループが独自調査で掘り起こした。
現場に残されたエンジンなどから機種を特定し、文献調査も重ねた。
グループは今後、残骸を麓に下ろし、慰霊できるようにしたい―としている。

現場は、周辺に一般向けの登山道がない急斜面の岩場。
飛行艇は南側から斜面に衝突したとみられ、現在も広範囲にプロペラや機関砲などが散乱している。
一部の山岳関係者の間では米軍機とみられる残骸の存在は知られていたが、機種や経緯などは分かっていなかった。
(中略)
米軍の調査チームが同16日に現地入りして翌日から2日間調べ、墜落機が「PBM―5」の「59336」号機で、男性1人の遺体が
見つかったとの記述もあった。
他の遺体が風雪にさらされたり動物に荒らされたりして特定できなかったことや、地元警察官の話、現場で見つかった身分証などの
遺品リストがあることも書いてあった。

別の文献によると、事故当日、墜落機には米海軍の少将や大佐ら11人が搭乗していたことが分かった。
墜落機は訓練飛行名目で神戸を離陸し、8時間のフライトの予定だったが戻らなかった。
米軍は海岸沿いを中心に捜索したが発見できず、海に墜落したとしていた。(後略)
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2025100201088?image=0

この墜落機には少将や大佐などの高級軍人も載っていたのだから、戦時中の日本軍の戦果なら大手柄だったのだが。