海保巡視船「そうや」引退へ 現役最古、地球48周分航行
共同通信 11/4(火) 10:46配信

現役最古の巡視船で釧路海上保安部所属の「そうや」(3100トン)が4日、拠点の釧路港から最後の航海に出た。
老朽化のため12日に引退する予定で、北九州市の解体施設へ向かう。
47年間の任務による航行距離は約191万キロ、地球48周に相当する。

そうやは、南極観測船や巡視船として役目を終えた「宗谷」の後継として1978年に就役。
砕氷能力を持ち、氷に閉じ込められた船の救助やオホーツク海の流氷観測で活躍した。600件を超える海難に出動し、1450人以上を救助した。

釧路海保は4日、出港式を開催。大室泰典船長は報道陣の取材に「氷を物ともせず進む姿に感動した」と振り返った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8a70b52fa224df2919b2b54f39d89d057c54494

海保唯一の砕氷巡視船であったが故に、なかなか代船が建造されず47年も酷使されましたが、ようやく今年12月に「そうや」の名を受け継ぐ
新型砕氷巡視船が就役する事になったので、ようやく長い御勤めを終える事に。