ザルジニー氏がロシアの冷戦時代の「グロムイコ方式」の4段階を明かす
https://euromaidanpress.com/2025/11/10/what-west-mistakes-for-peace-talks-is-soviet-psychological-warfare-ex-military-chief-reveals-four-stages-of-gromyko-method-from-cold-war-russia-uses-today/
ザルジニー氏は、ロシアが進める「和平交渉」そのものが戦術的心理戦であり、実際には時間稼ぎの道具だと指摘。
この手法はソ連外相アンドレイ・グロムイコが多用したもので、 西側外交官から「Mr. No」と呼ばれたほど頑なかつ消耗戦型の交渉術。
「グロムイコ・メソッド」の概要
1. 交渉を延々と引き延ばすことで相手の集中力と忍耐力を奪う。
2. 虚偽や枝葉末節な話題を大量に提示し、相手を訂正作業に追い込む。
3. モラル相対主義を利用し、「西側の偽善・植民地主義」を持ち出して責任転嫁。
4. 侵略を防衛と再定義し、相手の価値観を混乱させる。
5. 相手の善意を弱さと解釈する。
結果として交渉相手は疲弊し、「小さな妥協でいいから前に進もう」と思わされる。
ザルジニー氏はこれを「戦場を交渉の場に移した心理的消耗戦」と呼ぶ。
現代の適用例
ロシアのラブロフ外相がこのメソッドを熟知し、無限に続く独演的な発言、文脈のすり替え、意図的な話題逸らしを使って交渉相手を疲れさせる。
しかも交渉代表には妥協の権限がなく、決定権はプーチン個人に集中しているため、実際の進展は起こらない。
「和平交渉」は本質的にロシアの再軍備と攻撃準備のための時間稼ぎに過ぎない。
ザルジニー氏の主張
ウクライナの交渉担当は兵士のように訓練されるべき。交渉はもう一つの戦場であり、油断すれば敗北する。
歴史の教訓として、ベトナム和平も軍事的均衡が変化して初めて実現した。
「力で裏付けられた外交」のみが有効。
西側への警告
西側は「和平交渉」を前進と誤解しているが、それはソ連式心理戦の罠。
ロシアの狙いは「和平を装った降伏の強要」。 「ロシアの条件での平和」は平和ではなく屈服。
ザルジニーの結論
真の和平とは、ウクライナの領土回復・戦争犯罪の処罰・将来的侵略の抑止を含むものでなければならない。
「勝利による平和」こそ現実的な道であり、「幻想的な和平」はヨーロッパ全体の安全を危うくする。
ウクライナ情勢1438(donguri=1/4)
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
730名無し三等兵 (アウアウウー Sa59-rRus [106.154.146.122])
2025/11/10(月) 22:36:31.54ID:WCe3SAD+a■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
