「まるでテロリストのアジト」被告宅捜索の警察官 銃6丁火薬2キロ、殺人タイトル本も
産経 2025/11/5 19:23

令和4年7月の安倍晋三元首相銃撃事件で、殺人などの罪に問われた山上徹也被告(45)の裁判員裁判第5回公判が5日、奈良地裁
(田中伸一裁判長)で開かれ、銃器捜査に従事し、被告の自宅マンションを捜索した奈良県警の男性警察官の証人尋問が行われた。
部屋からは手製のパイプ銃6丁や大量の火薬などが見つかり、「テロリストのアジトのように感じた」と証言した。

事件は4年7月8日午前11時半ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で発生。
隣駅近くにある被告宅の捜索は同日午後5時半過ぎから約6時間、爆発物処理班なども入れて20人態勢で実施された。

証言によると、リビングに入ってすぐ、銃身が1本から9本まで束ねられた異なるタイプのパイプ銃が床に転がっているのが目に入った。
棚には火薬とみられる粉末が詰まって封をされた缶などがいくつもあり、「爆弾だと思った」。
検察側によると、粉末は鑑定で黒色火薬と確認。押収量は2キロを超えた。

部屋には手製銃の材料やハンドドリルといった工具があり、床は布団を広げるスペースすらないほどだった。
警察官は「一般の住宅というよりもテロリストのアジト」という印象を受けたと説明。 爆発の危険性を考慮し、捜索中は周辺住民を避難させた。

またリビングの机の上に、タイトルに「殺人」という言葉が含まれた書籍が複数あり押収したというが、書籍の詳細は明らかにされなかった。

続く証拠調べでは押収されたパイプ銃が示された。(後略)
https://www.sankei.com/article/20251105-WNTQ54LQNBOE5L56TGGGJHDLEA/

定職にも就けない低所得者が、全くの単独でこれほど大量の手製火薬や手製銃器を大きな失敗(暴発で手指や顔面を吹き飛ばす)
も無しに量産し、なおかつ現場で完璧に作動する銃器を作れるモノだろうか?

黒色火薬や手製銃器の作り方自体はネット上に幾らでも転がっているにしても、それをずっと一人で作り続け完成させられるか・・
と言えば全く別の話だし、銃や火薬の密造に要した多額の経費も外部から提供された痕跡が無いかを精査すべきでしょう。