>>92
クオモは共和党に寝返ってないよ。
共和党はネコの保護活動をしているおじさんが出ていたけど、ニューヨークで共和党は100％勝ち目はない。これは民主党の穏健派と左派との戦いだよ。
新しい市長の公約は、家賃統制、最低賃金を高くする、バスや保育所の無料化、子どもを含む性転換手術の無料化、不法移民の徹底保護、公営商店の創設、安全省の設置などだよ。しかし、不法移民の保護は連邦政府の関係で家賃統制は州関係でできないと思う。少数意見かもそれないけど、この選挙結果は共和党にとって長期的に悪いことではないと思う。むしろ共和党側にとって問題はニューヨーク市からの転出がかなり増えることだと思う。最近は治安や経済問題で民主党の州から共和党の州への移動が多い。それは一見、共和党にとっていいことだと思われるのだけど、実は移動してきた住民は移動先でも民主党支持のままの人が多いんだ。そうなると拮抗していったり民主党の州になる可能性もある。
バージニア州の結果の方は、共和党にとっては痛かったと思う。今は基本的に民主党の州になんだけど、この前の選挙で大逆転した。その時は、地方選挙では珍しいのだけど教育が争点になった。コロナで在宅学習が増えて、そこで保護者たちが子どもたちが左翼教育をされていることを目にしてしまったんだ。それに対して民主党執行部側は、教育内容を決めるのは教師と学校だと言い切って炎上してしまった。新しい民主党知事は穏健派の若い女性だ。選挙では教育についてもあたりさわりないことを言ったと思う。バージニア州は以前の日本で東京郊外や通勤圏などの大企業サラリーマンや専門職の人たちが社会党支持が多かったのに似ているように思う。彼らは心情的な進歩派だね。さらに今、隣接したワシントンに通勤している人の多い地区などは、連邦職員を首になったり首になりそうな人が増えているのでその反感はかなり強いと思う。ちなみにワシントンは連邦職員や各種団体の人たちが多く、ワシントンはほぼ民主党支持です。100％に近いかも。