>>51
肉薄攻撃は日本側だけがやっていた訳ではない
ヨークタウンのSBD第5爆撃隊の分隊長だったパワーズ大尉は珊瑚海で出撃する際に「祖国の恩に報いる為に必ず日本のフラットトップに命中弾を置いてくる」と宣言して出撃
絶対に引き起こす事が不可能な高度300m以下まで翔鶴に肉薄して千ポンド爆弾を投下して直撃弾 同僚のSBD隊員の見ている前で自ら直撃させた爆弾の爆風に巻き込まれて戦死した 死後名誉勲章で新聞などで大きく報道されたが自殺行に付き合わされた後部銃手が可哀想だとも言われた
またミッドウェーでエンタープライ第六雷撃隊を率いたリンゼー少佐は直前の訓練中に事故を起こして重症となり骨折していたが、今が決戦の時だと搭乗員室に現れて指揮する事を宣言して部下達を唖然とさせた 彼は部下を率いて最後まで加賀を追いかけ続けたが零戦によって撃墜されている 彼らの雷撃行が壊滅したて零戦を引きつけた直後に加賀はギャラハーのSBD隊の爆撃を受けて被爆 戦争の帰趨を決める決定的な敗北となる
真珠湾の恨みを晴らすべく日本空母に殺到した米海軍航空隊のパイロット達の闘志は日本側を上回っていたと思うぞ