>>769
有機リン系農薬は殺虫剤、グリホサート系農薬は除草剤だから同じ土俵で比べるのも馬鹿げた話だ。
機関銃とミサイルを直接比べるようなもんだ。
ラウンドアップはモンサントの製品でこれ自体にも諸々問題(最初は良く効くがだんだん効かなくなってより大量に欲しくなる依存性とか)があるんだが、もっと問題なのはモンサント開発の除草剤耐性の品種との併用だな。
モンサントは日本での事例のように与党と政府と司法とマスメディアを抱き込むのが得意技。どこかでモンサントの品種を育てるとその花粉やタネは風に舞って周辺の田畑で育つ。すると「モンサント警察」(検索するとモンサントの悪行がずらずら並ぶよ)と揶揄される連中がやってきて”ウチの品種を盗んだ””今、金を払い謝り、今後はウチからタネを毎年買い続けるのと、ウチらに訴えられて賠償金をたんまり払うのとどっちがいい?”というスキームで稼ぐのが大問題になった。
勝手に花粉を飛ばして自分の畑の作物に遺伝子汚染(雑種化)させておきながら、脅して金をとるのだから。屈服しないで裁判をやると議会とも裁判官ともグルなのでほぼ100%敗けて懲罰的賠償まで喰らって廃業が珍しくない。
この辺は本にも映画にもなってる。
モンサントは悪名が非常に高くなったんで、バイエルかどっかに身売りした。