>>19の防衛シンポジウムで発表された「エンジン適応性向上技術」については

@ 戦闘機のエンジンシステムに求められる構成品の小型軽量化と低コスト化を検討
A 改良構成品をエンジンに搭載した運転試験及び構成品リグ試験を実施することで、エンジン性能維持と改良構成品の効果の両立と設計の妥当性を確認
B 改良構成品の設計、製造結果の成果からエンジン全体重量を1%低減可能な見通しを得られた

まとめとして

@ エンジン改良構成品をXF9-1に組み込み、システムインテグレーション技術の実証により小型軽量化等に資する要素技術を確立した
A エンジン全体重量を1%以上低減可能な見通しを得た

目的が次期戦闘機用エンジンシステムのプロトタイプからの改良点を実際に製造し
それをXF9-1に組み込んで実際に運転して性能を調べるのが「エンジン適応性向上技術」の目的だとわかる
改良部分の性能確認試験をプロトタイプエンジンに組み込んで先行試験していた
低コスト化や軽量化といった搭載用エンジンになる為の技術も意識して改良が適切か試験していた

そして満足な試験結果だったので搭載用エンジンの詳細設計、更に実際のエンジンの制作にとりかかったということ