少々大袈裟な話をするとXF9-1の登場は欧州の航空機開発体制も大きく動揺させた
言葉を代えると英仏中心の航空機開発体制を崩壊させた
どうやら独仏西FCASの有人機開発は頓挫のようだ

こうなったのも米英仏にエンジン供給を頼らないで高性能戦闘機開発が可能になったから
発端になったのはイタリアが日本の次期戦闘機に乗り換えを表明してテンペスト構想を頓挫させた
エンジン開発に目処を付けた日本の次期戦闘機にイタリアが目を付けた
イタリアはイギリスに振り回されて開発費負担増を強いられるのを回避したかったから
結局はイギリスも戦闘機生産からの撤退を恐れて日本の次期戦闘機を共通機体とするGCAPを受け入れた

こうした状況を見ていたのがドイツ
米英仏に頼らないでもよくなると無理してフランスと組む必要もなくなってきたのだ
ドイツ企業が巡航ミサイル用に日本の川崎製エンジンに注目といったニュースが流れたが
これば米英仏に頼らないでも開発ができる選択肢に注目してるからだ
おそらくドイツはスウェーデンと共同開発、エンジンは次期戦闘機/GCAPと共通でよいと考えているだろう
次期戦闘機/GCAP用エンジンが日本が開発してることは知っているから