戦闘機用エンジンの適応性向上の研究の中身の軽量化と効率化は2.7トンもあるXF9-1の実用化に不可欠だから
メインの「次期戦闘機の開発」側のエンジンがXF9系なら当然そこで実施するプロセスのはずなのに「関連研究」として
別扱いになっていることと、もしXF9がベースなら、一部国産厨も妄想していたように、この研究で改良したXF9に英伊の
サブシステムを合わせたものを実証エンジンにするのが合理的なのに、貴重な時間、予算、開発リソースを投入してRRが少なくとも
燃焼器、高圧タービン、ノズルを担当するAdvance1,2コアに着想を得た全く別のエンジンを数年かけて新開発していることも
あまりに不合理で、次期戦闘機用エンジンシステム=GCAPのエンジンがXF9系ではないことの証左と言わざるをえないな

適応性向上の研究に関しては2019年に装備庁のエンジン研究開発部長がXF9の次期戦闘機用エンジンへの採用が決まらず
すぐに実用化作業に注力しない場合にXF9-1を使って効率を上げるなどさらなる研究をすると説明していた通りのもので、
英伊やGCAPを絡めずに装備庁が単独で主催するシンポジウムにこれを出展しているのもそれを裏付ける

またRRが燃焼器とHPTに加えてノズルを担当しているのも>>75の指摘通りモックアップやCGではあえて見せていない
ノズル部分の実証を含んでいる可能性が高く、結局GCAPエンジンは日本が相乗りしたテンペスト構想のエンジンだから
要所はRRが取っているように見えるね