マイアミでの会合後、ルビオ氏は「ウクライナの永遠の安全を願う」と述べつつも「多くの不確定要素」があることを承知している。
https://euromaidanpress.com/2025/11/30/rubio-after-miami-meeting-we-want-ukraine-safe-forever-but-acknowledges-many-moving-parts/

ルビオは会談について「ジュネーブ会談の生産的な継続だった」 「まだやるべき作業が残っている」と評価。
さらに米国の目的について 「我々は単なる停戦ではなく、ウクライナが二度と侵略されない“永続的な安全”を実現したい」
「戦後は、単なる復興ではなく、これまで以上に強く、豊かな国家として再生してほしい」と述べた。

スティーブ・ウィトコフは週内にもモスクワ訪問予定。クレムリンも訪問自体は確認したが、内容は非公表。
ルビオは、「我々はロシア側と様々なレベルで接触している」 「彼らの考え方についても、ある程度の理解はしている」 「しかし、関係当事国が複数存在し、交渉は非常に複雑」と述べている。

ウクライナ側代表団の規模と構成
キリロ・ブダノフ、アンドリー・フナトフ、オレフ・イヴァシチェンコ、ルステム・ウメロフ。つまり、軍事・諜報・外交を統括するフルセットの代表団が出席した形となる。

ウメロフの発言は非常に抽象的にとどまっている。「会談は成功だった」 「ウクライナ国民にとって重要な全ての問題を協議した」 「米国は並外れた支援を表明した」 「我々の目標は、繁栄し強いウクライナだ」
ただし、具体的な合意内容、停戦条件、安全保障の枠組みについては一切明かされていない。

ゼレンスキーの指示と交渉の難航
ウメロフは会談前に、ゼレンスキーから次の3点について明確な指示を受けていると説明していた:国家利益の防衛・実質的な対話・ジュネーブ合意案を前進させる
しかし、AFPの報道によれば、ウクライナ代表団筋は「停戦条件をめぐる交渉は容易ではなかった」と認めている。