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1994年、マンデラが政権を握った同じ年に、ルワンダではフツ族が80万人のツチ族を殺害しました。同様の部族によるジェノサイドは、コンゴ、ソマリア、エチオピア、チャド、マリ、ジンバブエ、アンゴラ、そしてその他多くのアフリカ諸国でも発生しています。部族による蛮行とジェノサイドは、アフリカの人々にとって常に身近な生活様式でした。
マンデラ政権発足以来、南アフリカは第三世界の国と化しました。アフリカで最も安全な国から、 世界で最もレイプと殺人が横行する国へと変貌を遂げました。ヨハネスブルグでは毎年5,000人が殺害されています。失業率は1994年の5%から現在では50%にまで上昇しています。
南アフリカは、 HIV/エイズ感染者数も世界最多です。2007年には、成人の18%以上、つまり570万人がエイズに感染していました。2010年には、推定28万人がエイズで亡くなりました。