>>424
メルケル時代のそれとは比べ物になんねえよw
”「1933年にナチスが台頭したことで、600万人以上いた失業者が1939年にはほぼゼロになった。ヒトラーは経済の天才だ」、これも大きな誤解です。
アウトバーン建設などの大規模インフラ整備を実施して雇用を生み出し、兵器・軍需品の生産を促進し、経済を活性化した
と聞けば、経済成長を実現したように思われるでしょうが、実際には巨額の借金に依存していました。
例えば、軍事支出を隠すために「メフォ手形」と呼ばれる政府保証の約束手形を発行し、銀行や企業にこの手形を使わせて、
国家予算の赤字がわからないように軍拡を進めていました。しかし、これは将来的に返済しなければならない負債です。
1938年には国家予算の半分が軍事費に充てられるほどでしたから、景気は良くなるように見えても、財政赤字は激増していました。
政府プロパガンダは、市民の生活水準も良くなったかのように見せていましたが、軍需産業にこれだけ集中していたわけですから、
実際は推して知るべしです。その結果、ドイツは1939年にポーランドに侵攻したわけです。
もちろん生存圏の拡大はヒトラーの悲願でもあったわけですが、資源と労働力を搾取し、経済的負担を他国に押し付けることで、
返せない借金を解決しようとしたのです。つまり、ヒトラーの経済政策は戦争ありきのものであり、決して経済の天才ではありません”
ヒトラーは民主的に独裁政権を獲得したのか 2025年3月11日