>>569
 F-2だのF-1だの支援戦闘機(戦闘爆撃機)の経緯はこうだそうな。
 昔、米からF-86Fセイバーを大量に導入し多数の部隊を作った。次期戦闘機としてあれこれあったがF-104を導入した。F⁻104は速度、航続距離、ミサイル搭載量がF-86Fの2,3倍あるしレーダーもあるし金額も遥かに高いので単位時間の戦闘効率からF-104一機につきF-86Fを数機くらい減らす計算だ。
 だが、すでに多数作ったF-86F部隊の将校連他はそんなことが行われると多くの部隊が削減され隊長職などのポストがなくなって死活問題だから、政府自民党ウヨ族に無茶苦茶運動した。その時の口実が”専守防衛と言うことで迎撃機ばかりだが戦闘爆撃機も必要ですよね!””F-86Fはまだ寿命があるし戦闘爆撃機として使えるからF-86Fの部隊を多く残してほしい”。ということで、支援戦闘機なる異様な名前で削減されるべきF-86F部隊の多くが無駄に残ったんよ。
で、このようにポストができると、独り歩きする。このご都合主義の支援戦闘機部隊の存在は既得権として当然化し、F-86Fの寿命が見えてくると更新のためのF-1が必要という話になり、戦闘機を作るとなると剣呑だからT-2の派生型という形をとった。T-2の方も日本として超音速機の技術は必要でしょ?くらいのところで車輪の再発明だし、超音速練習機なんて言う米以外は使っていない異常に贅沢な機体を量産したと。
どのくらい贅沢かというと、毎年取得のために国債発行してたほど(航空ファンで表になっていた)。こうして支援戦闘機とその部隊が既得権化したんで、後継のF-2も作られたと。
F-2もグズグズしている間に試作機が飛ぶ頃には冷戦が終わっていらない子に(北海道を目指すソ連上陸部隊の迎撃が主任務)なるわ、技術力がなくてハードもソフトもトンデモさんだわ、異常に高価だわであったが税金商売なので無駄に生き残ってしまった。
再軍備自体が米帝のご都合(米軍基地と関係者を日本人から護るのが元々の目的)でくだらないが、米軍の下請け&軍と自民と財界のご都合が悪魔合体して平民にとって更に有害なものになってる。