>>348
ドイツはいわゆる資源国ではないが、だからといって「省資源第一」なのかというとそうでもない
対装甲用の徹甲弾には結構思いきりよく希少資源のタングステンを使ったし(そのせいで戦争が続くにしたがって必要なところにすらろくに使えなくなったけど)、ガス噴射式無反動砲のように従来砲に比べて大量の火薬を使うものに入れ込みまくっていた(これも同様)

ゲルリヒ砲のように「希少資源を使わないと成立しない」ものがあったりしたし、無反動砲は火砲の大半をこれに切り替えてもいいという勢いであらゆる火砲を開発していた

ではなんで、というなら、逆説的にというか正に「資源が乏しいから」。
大量の資源を用いて大量生産大量投入で「数で圧す」ことはできないとわかっていたので、貴重な資源をあえて用いても個々の兵器能力を向上させることが戦力を高められる、と考えていたので

国家総力戦においてそれでは勝てないことは現実の通りだけど