EUは独自のウクライナ和平計画が必要だと国防委員が主張
https://www.politico.eu/article/eu-needs-independent-us-ukraine-peace-efforts-defense-commissioner/
発言者はEU防衛担当欧州委員のアンドリウス・クビリウス。
「EUは米国主導の和平案を待つ側でいるべきではない。EU独自のウクライナ和平案を策定すべき」。そうしなければ「交渉の席に座れない」

ドナルド・トランプ陣営のスティーブ・ウィトコフとジャレッド・クシュナーがモスクワでプーチンと和平案を協議。
初期の28項目案にはウクライナのNATO加盟禁止と軍規模の制限が含まれており、EUとウクライナが強く反発。その後修正されたが、EUは当初完全に蚊帳の外。
「6か月ごとに新しい計画が打ち出され、ある意味で、我々はワシントンから打ち出される計画を知るためにここで待機しているようなものだ。計画はブリュッセルやベルリンからも打ち出されるべきだ」。

クビリウスの発言:「我々は常にNATO第5条を頼りにすべきだが…もし突然それが実行されなくなった場合に備える必要がある」
これは事実上の:「NATOの自動防衛は将来保証されない」というEU公式レベルの認識表明。
EUの相互防衛条項(NATOより弱い)を手続き付きの実効性ある制度に改める方針にも言及。€1500億のSAFEによる再軍備促進、防衛産業をEU単一市場に本格統合する構想。