ウクライナの開発者がSteamでリアルな戦闘ドローンシミュレーター「UFDS」を発表
https://militarnyi.com/en/news/ukrainian-developers-unveil-realistic-combat-drone-simulator-ufds-on-steam/
https://store.steampowered.com/app/2862860/Ukrainian_Fight_Drone_Simulator/
2025年12月10日、ウクライナの開発会社SIMTECH SOLUTIONSは、非常にリアルなFPV戦闘ドローンシミュレーターであるUkrainian Fight Drone Simulator(UFDS)をリリースし、現在Steamで入手可能。
開発者のプレスリリースによると、UFDSは実際の戦闘任務データに基づいて構築された専門的な訓練プラットフォームだ。これまでは主に軍隊で使用されていたが、現在では民間ユーザーも利用できるようになった。
5,000人以上のパイロットがシミュレーションで訓練を受け、その後100,000回を超える正確な戦闘攻撃を実行し、実際の作戦でのリスクを最小限に抑えるのに役立った。
このゲームには2つのメインモードがありる。アカデミーは、レース形式の演習を含むトレーニングとスキル開発を目的として設計されている。
コンバットゾーンでは、陣地の防衛からドローン群の制御、プレッシャー下での攻撃実行まで、ダイナミックなミッションでこれらのスキルを活かすことができる。開発者は、マルチプレイヤーモードも近日中に追加されると発表した。
UFDSの主な特徴は、飛行物理、空力、バッテリー性能の高度なシミュレーションだ。シミュレーターは、リアルな昼夜サイクル、電子戦効果、そしてAngel Arrow 12インチ、Angel Arrow 15インチ、Mimic 3T、FPV Kamikaze Phantom 7〜10インチ、LuckyStrikeといった実戦テスト済みの幅広いドローンを再現する。また、様々な武器タイプとモジュール式マウントオプションをサポートし、ミッションのカスタマイズを可能にする。
UFDSは、最前線で活躍するウクライナの技術者とドローン操縦士によって開発された。彼らは実際のシナリオと戦闘状況をシミュレーターに組み込み、訓練ツールとしてだけでなく、実践的なツールとしても活用できるようにした。