カラカラ状態のイラン首都に雨 この半世紀で最も乾燥した秋
AP通信 12/11(木) 13:45配信

イランの首都テヘランに12月10日、数カ月ぶりに降った雨は、この半世紀で最も乾燥した秋を迎えようとしていたカラカラ状態の
イスラム共和国にとって束の間の安らぎとなった。
 
長引く干ばつを受け、ペゼシュキアン大統領は首都周辺のダムを補充する十分な降雨がない場合、12月末までに政府機関を
テヘランから移転させる必要があると国民に警告した。 
 
気象学者によれば、この秋の乾燥は1979年のイスラム革命以前を含め、全国的に50年以上で最も深刻であり、農業への非効率な
大量の水使用がさらに深刻な水不足を招いているという。
 
水危機は国内で政治問題化さえしている。 特にイスラエルのネタニヤフ首相が繰り返し支援を申し出ていることが背景にある。
 
同首相は6月にイランに対し12日間戦争を開始した人物だ。
過去には水不足が地域的な抗議活動を引き起こしたこともあり、核計画をめぐる国際制裁で経済が苦境にあるイランはこうした事態を
回避しようとしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/aff4e921df2e0dad0a7e3e1c3048bed664cfa37a

イランもこのまま来年までロクな雨が降らずダムが枯渇すると、いくら国策とは言え国民そっちのけで核ミサイル開発促進に
全振りするのは困難だろうな。