>>652
>それを突き詰めたら「デザイナーベビー」に行き着くしかなくなるな。
>いずれ全ての遺伝子の機能と作用が解析されるであろうから、先天的な病気はもちろんのこと、容姿を決定づける遺伝子も操作して、
>思い通りの子供を授かることができるようになる・・・

んでそういう発想で作り出されたテザイナーベイビーらが種ガン世界のコーディネイターであり、彼らはその恩恵で遺伝子疾患の類とは
ほぼ無縁になったばかりか、フィジカル面や知能でも旧人類のナチュラルより優越する事に。

しかし一見完璧なコーディネイターにも大きな落とし穴があり、優れた遺伝子ばかりを選抜した故に多様性も失われる事に。
その為第二世代のコーディネイター同士では大半のカップルが子供を作れなくなり、遺伝子検査と適合テストで互いに子供を残せる
タイプの遺伝子の組み合わせでなければ事実上結婚が認められなくなりました。

そして第三世代となると互いに子供を作れる遺伝子の適合者が激減してしまい、純潔コーディネーターの社会は実質三代で絶える事に。

それを回避するには旧人類のナチュラルと結婚して遺伝子の多様性を取り戻すしか無いのですが、既に種ガン本編の時代には
ナチュラルとコーディネイターの対立は全面戦に移行し、互いに絶滅戦争を仕掛けんとしていました。

特にUC世界のジオンやニュータイプと違い、コーディネイターは現実に旧人類よりも優れた肉体を持つ事から強い優越感を持っており、
時のザフトの最高指導者は地球もろともナチュラルを滅ぼす気満々でしたが、仮にそれが実現してもコーディネイターの国たるザフトは
孫の世代を生み出せず100年と持たずに崩壊したでしょう。