狂っとるなコイツらは

「欧州評議会」は16日、オランダのハーグで会合を開き、ロシアのウクライナ侵攻による損害について、賠償額を判断する新たな国際機関を設置することで合意しました。

ウクライナメディアによりますと、新たに設置される国際機関は、ロシアの侵攻によって生じたウクライナの損害について賠償請求を審査し、賠償額を決定する委員会だということです。賠償の仕組みは、人権や民主主義の保護を目的とする「欧州評議会」を通じて調整され、委員会の本部はハーグに置かれる予定です。

ロイター通信によりますと、ゼレンスキー大統領は16日、オランダ議会で演説し、現在の和平交渉について、「一時的な停戦ではなく、恒久的な平和を目指すものだ」と述べました。そのうえで、戦争犯罪の責任者が戦後、自由に行動することは許されないと主張しました。

ゼレンスキー大統領はまた、ロシアは「侵略犯罪」の責任を問われるべきだと述べ、凍結されたロシア資産をウクライナへの補償に活用するよう、ヨーロッパの指導者らに求めました。