>>19
最もベーシックにはナイフとかニッパーで被覆にぐるりと切れ目を入れてから引っ張って剥く。
浅すぎると剥けないし深すぎると素線が切れてしまう(素線とはあの太さ0.何mmの線のこと)。
管理の厳しいところは素線が1本でも切れればNG。
だから被覆より僅かに浅く切れ目を入れなくてはならないが結構難しい。
熱した薄板で被覆を融かして切れ目を入れる方法もあることはあり、耐熱性の被覆には使えないし色々と面倒なのでプロはまず使わないが、どうしてもというならやってみてもよい。
いずれにせよ大変なのでワイヤーストリッパーを使うのが普通。
ワイヤーストリッパーにもいろいろなタイプがあるが、最もベーシックなのはいろいろな大きさの孔が開いており心線の太さに合った孔に入れて被覆をカットするもの。
実際には書いてあるとおりにすると素線が何本か切れてしまうことがあるので、1段階大きい孔に入れてやってみる方が失敗が少ない。
太さがわからない場合も大きめの孔からやっていけばできる。
ニッパーに同種の孔が開いたものがありワイヤーストリッパー代わりになるが、穴の種類が少ないので合えばできるという話。
自動調整のワイヤーストリッパーもありそれなりに便利だが、想像するほど便利でないことは使ってみればわかる。