>>543
360SSMはAtmosとは関係ないので、7.1ch+Dolby Atmos Height Virtualizerで
Atmosのトップch分をバーチャル再生と、5.1.2chでトップch分をリアル再生って話かな?
https://helpguide.sony.net/ha/strtaan10/v1/ja/contents/TP1000670289.html

バーチャライザーはHRTFを使い加工した音をフロアchから出力して、錯覚で高さを感じさせるだけだが
5.1.2chにして、トップミドル(65〜80〜100度)を設置すれば、Atmosでオブジェクトが
フロア(耳の高さ)より上にある音( >>542 の動画)は上方定位するので当然Atmosの効果しっかり出る
https://www.youtube.com/watch?v=t3Kgt-maRQc

但し、5.1.2chにしてもオブジェクトが上にないシーンでは全く効果はない
Prey (2022)の場合、7〜8がサラウンドバックch、11〜16がトップch
https://www.avsforum.com/attachments/1705805866718-png.3566033/#.png
トップchは非常に限られた瞬間しか使っていないが、サラウンドバックchは常時使っている

Atmosはフロアを7chで作っているので7.1chを5.1.2chにすると
フロア音は前後精度が悪くなり、後方の奥行き感が少なくなるという妥協が発生するので注意

7.1chでは、前方音をフロア3ch+サラウンド2chで、後方音はサラウンド2ch+サラウンドバック2chで
定位させているが、5.1chだと、前方音も後方音もフロア3ch+サラウンド2chで定位させている
https://www.youtube.com/watch?v=J_5POORkhGk&t=42s
https://www.youtube.com/watch?v=J_5POORkhGk&t=170s

ちなみに、Atmosは5.1.x時のダウンミックスにはいくつかの方法があり
どの方法でダウンミックスされるかは、制作者が指定しているので作品によって変わる
https://i.imgur.com/L6gHNRv.jpg

Atmos作品を観ることが多いなら7.1ch+バーチャルより、リアル5.1.2chの方が良いだろう
7.1ch作品やゲームの7.1chなら、7.1chの方が正確な定位、及び後方の奥行き感は得られるだろう