>>554
自分が聞いたことがある中だと、Mezeの109 Proを提案します。
どちらかと言うとリスニング寄りの音で、開放型としては低域も聞き応えがあるかと。
中庸よりもやや柔らかめの音で、オールジャンルいけるヘッドホンだと思いましたよ。
(ゆるいとかぼんやりした音という意味ではないです)

TH909はかつて使っていました。
情報量が多く、キレがよく明瞭で、かつしなやかで繊細、厚みもあり、それでいて叩きつけるような瞬発力を必要とする音もうまく表現できる非常にまじめで高音質なヘッドホンです。音は近めです。小音量でもバランスが崩れにくく、音量を上げてもうるさく感じにくい。位相が捩れる帯域もないと思います。気に入ったら唯一無二の存在になり得ます。ただ、贅沢な話ですが、音が良すぎると言うか、もうちょっと肩の力を抜いて聴きたいと思うことも少なくなかったです。ホール録音のクラシックにはよく合います。
ZEN CAN sigもわりとかっちりした音なので、組み合わせると遊びは少ないかもしれないですね。
TH808は店頭で短時間試聴したことがあるんですが、音はとくに記憶にないです。