いやしかしEQによる調整というのはおもしろいですなぁ
構造上インナーイヤー型は低域が抜けがちな傾向になる場合が多々あるわけで
それをキャラとして楽しむ向きもあるわけですが、曲によってはんんどうなんだろと思うこともあるわけで
こういうもんだよね、とわりきることもあるかとは思いますが
フィッティングを詰めてEQ調整することで、あら結構この曲でもいけるのね、と
ある程度バンド数の多いEQでプリセットに頼らず手動で、かつ極力なだらかな補正カーブを意識しての調整というのがいい感じ
隣りのバンドと断崖絶壁のような極端な上げ下げをすると不自然さが出やすいですし
調整するにあたってメーカーやレビュアーが出している周波数特性グラフは実に参考になりますね
グラフにも測定時の装着状態や個体差によるブレはあるでしょうが、主観に大きく影響されがちな言葉だけのレビューと比べて一定の客観性があります
私のような測定環境を持っていない者からすると周波数特性グラフは頼りになる存在かと思います
慣れてくるとグラフを見てああこんな音出るんだろうねと大雑把には想像できたりします
無論グラフにあらわれない、あらわれにくい要素も多々あるわけではありますが