生後8カ男児死亡、食事与えず放置容疑 両親逮捕へ…骨が浮くほどやせた状態で発見
http://www.sankei.com/west/news/160302/wst1603020084-n1.html

 2日午前8時ごろ、広島県呉市吉浦神賀町の住宅から「子どもが冷たくなっている」と119番があった。
救急隊員が駆け付けたところ、屋内に生後8カ月の男児が心肺停止状態で倒れており、その後死亡が確認された。
やせ衰えており、食事を与えず放置した疑いがあるとして、県警は保護責任者遺棄容疑で父親(41)と
母親(22)の逮捕状を請求した。

 呉署によると、男児は両親との3人暮らし。発見時は和室に敷かれた布団の上に寝かされていた。
目立った外傷はなかったが、あばら骨が浮くほど痩せていた。住宅には乳児用の食べ物がなかった。

 呉署は3日に司法解剖し死因を調べる。

 現場はJR吉浦駅から北東約500メートルの住宅街。