ニュース 乳児暴行死 父親に懲役9年の判決 水戸地裁
茨城県ひたちなか市で平成30年、当時約生後9ヶ月の次女に暴行して死亡させたとして傷害致死などの罪に問われた父親の無職・高倉和樹被告(30)に水戸地裁は6日、同被告に懲役9年の判決を言い渡した。
検察側は論告で「ストレスのはけ口にした。」などと指摘し、弁護側は最終弁論で「まだ9ヶ月という幼い次女に懐かれない焦りがあった。本人も更生を誓っている。」などとして懲役5年が相当だと主張していた。
起訴状によると、高倉被告は平成30年8月から9ヶ月にかけて、ひたちなか市内の当時の自宅アパートで次女の葉月ちゃんに暴行を加えて頭の骨を折ったほか、同年10月から11月にかけて拳で断続的に頭を殴り、外傷性脳障害で死亡させ、昨年2月、茨城県警は同被告を傷害致死容疑で逮捕していた。