>>850
たとえば挑戦者とのレート差が160ならば1局あたりの勝率はr=1/(10^(-160/400)+1)=0.715252751なので
7番勝負のタイトルを防衛する確率は
P7=r^4+C(4,1)*r^4*(1-r)+C(5,2)*r^4*(1-r)^2+C(6,3)*r^4*(1-r)^3=0.8928736068という数字となる

そして万一防衛に失敗してしまっても再度挑戦権を得ればよいのであり
しかも前年度タイトル戦出場者は予選免除で本戦4連勝ぐらいでよい場合もあるので
その場合、相手とのレート差を360ぐらいとすると1局あたりの勝率は
rx=1/(10^(-360/400)+1)=0.8881842302となり、4連勝する確率はP0=rx^4=0.6223178125となる

なのでタイトル戦連続登場が起きる確率というのはPx=P7+(1-P7)*P0=0.9595402695というかなり高い値となる

そして50期連続登場には、(便宜上タイトルを1つと仮定すると)
このプロセスが49回繰り返されているので、その部分の確率はP=Px^49=0.132159102となる

これは大山が不死身かつその相対的強さが不変で、なおかつタイトル戦50期分がおよそ10年で
消化されるスケジュールが半永久的に続くと仮定した場合、約76年に1度ぐらい起きる出来事である
決して実現不可能ではない数字だという気もする