元K村の人が嬉々として反応しそうなネタ。

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■ 7. 愚痴を肴に酒を飲む人たち
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昨日は夕方から鎌倉駅近くの居酒屋さんに出かけ一人食事をしながら飲みました。
僕の座った席の隣に40歳くらいの男女が座って飲んでいました。
二人ともかなり飲んでいるようで、
特に男性は呂律が怪しくなって声も大きく、
隣の席の僕には会話が筒抜けでした。

二人は同じ職場の同僚のようで、
勤務先の組織と上司の愚痴を延々と話していました。
男性が主に文句を言っていて、
それに女性が共感する形で延々と話しが続いていて、
僕が食事を終えて店を出るときも、まだ盛り上がっていました。

僕自身も会社員時代、特に若手時代は同僚と飲みに行っていましたが、
僕は愚痴を言うのは嫌いでした。
僕は会社においてはイエスマンではなく、
上司に対してもズバズバモノを言う人間で、
だから対立することも多かったですが、逆に社長や上司には信頼されていました。
昼間にオフィスで上司にズバズバものを言えるから、
夜に飲み屋で陰口を言う必要がないんですよね。

自分がマネージャーになってからは、そもそも僕の方が愚痴を言われる側になりますから、
部下と一緒の飲み会の機会も少なくなりました。

そして独立してしまったら、愚痴をいっても現実は何も変わらず、
自分で切り開くしかないわけですし、そもそも愚痴の対象となる
上司とか社長とかはおらず、自分自身です。

会社や上司の愚痴を言ってストレス発散する人たちを久し振りに間近に見て、
なんとも懐かしいというか不思議な気持ちになりました。