>>971

簡潔さを心掛けて、あのプロット(実体はシーン集)ということですか。普通のプロットと仰るものも簡潔ではないです。
例えばのっけから「人は産声を上げる時」ですから。文学的修辞を使っては簡潔とはいえません。
プロットは物語の骨格なんですから、もっと無味乾燥に書かないと。肉付けされてしまうと骨格を見失いがちです。

見失っているらしいことの1つに主人公と(正体・実態含めた)星覇王があります。類似性ありますよね。
星覇王は実は失敗した人物でしょう。それとよく似た点がある主人公が成功を収めるわけですよね。
1周目が失敗、それを踏まえてよく似た2週目で成功。王道的なテンプレです。
しかし現状ではラスボスはラスボス、主人公は主人公と単に別々です。
例えば、せっかくマナは英雄の再来を追い求め、リーズは過去の真実を知る導き手足り得るのに。

それ以外では例えば星想剣。本物(元祖)と偽物(模造)があるわけですよね。せっかく「模造は所詮模造」という運びがある。
そこもひっくり返せる要素でしょう。鍵としては例えばリーズがいるんだから。読者の予想外で、しかし期待通りの展開が作れるはずです。
でも骨格が見えるような簡素なプロットの書き方をしないから、修飾の情報に埋もれちゃってないですか?

自分は作者さんがお書きのものから読み取るしかありません。しかし作者さんには言語化以前の物語イメージがあるはずです。
まず、それをえぐり出してはどうかと思います。箇条書きを勧めたのもそこです。上記で無味乾燥と申したのも同じ。
あえて面白みを持たせないプロットを書けば、どこをどう面白くできるかも見えてくるはずです。プロットで楽しんでは損です。