>>717
ぶっちゃけ言うと、タイトルと文字数が中身のバランスの悪さを感じさせるので、一話ブラバ以前に普段なら開かないな

15000字の中で起こる事件が一つだけで
そこに加味されるべきドラマがないので、読後感もいまいち薄い

英雄になれるであろう主人公がスケコマシなのはエッセンスとして有りと思う
けれど、女神との出会い方が偶然であるとか、女神に一目惚れしてるけどハーレム願望もったまま話が終わるとか、消化不良が多い

街で助けた女と恋に落ちつつ、スケコマシがハーレムゲットの野望抱いてるストーリーなら、邪神だ女神だ大陸だ魔人だは余計な設定
「好評ならこれをプロローグにして長編に繋げよう」という考えもあっての世界観と思うけど
だとしても起点にたどり着くまでに2000字ほど使ってるし、やっとキャラクターが出てきて幕開けかと思ったら助けを求めて後編へ
後編もお約束な向上とネタばらししながらの盛り上がらない戦闘

あと言葉の誤用もチラホラあった
「名実ともに世界一の都市」とあったけれど
都市の説明は「数多のビル」「人口二億人」「最大の大陸の中心」くらいで、「名実」のどちらも説明されていない

説明されていたとしてもキャラクターに降りかかる事件とドラマに関係がない
二億人もいるのに戦闘してても通行人や見物人もいない
世界観や設定や説明がストーリーに反映されないなら、もっと事件や人間関係や感情表現やドラマに文字数使って欲しい

貶してばかりだけど
キチンとしたプロットで、必要な情報と表現と描写をすれば一本ちゃんと書ける文章力はあると思うので
エピソードに合った文字数で起承転結を付け
短編と長編の作り方の違いなど学ばれたらもっと良くなると思う