「会話分と地の文のバランスがちょうどいいラノベを教えてくれ!」
「ないよ。そんなの読む人によって好み変わるんだから」
「しょぼーん」

「会話分と地の文のバランスがちょうどいいラノベを教えてくれ!」
 俺はスレ民に問い正した。きっとこいつらならいい答えを出してくれると信じて。
「ないよ。そんなの読む人によって好みが変わるんだから」
 だが数時間待ってようやく返ってきた答えは非情なものだった。
「しょぼーん」
 俺は悲嘆に暮れた。なんて使えねー奴らだ。こんだけ待たせてその答えとは。


一行ちょっと差し込むだけでこんだけ変わる
キャラの感情や状況など情報量が増えるだけでなく時間経過や間も表現できる
駆け足言われるのはそこが足りてないんじゃないかと思う