>>552 読みました
非常に文章を書き慣れている印象を受けました
シリアスな雰囲気を表現できていて、作品に即した文章だと思います

ただ、まだプロトタイプのような作品だからなのか、展開が書き連ねられているだけにも思えました
コレコレこういうことが起きました、最終的にこうなりました、しかし「そうか…」以上の感想が出てきませんでした
終盤の展開も、唐突すぎるのと突拍子もないのとで、面白い展開とは言い難かったです
作者さんが最も描きたいのは何なのか(別の言い方をすれば、読者に何を感じさせたいのか)、そこが現状まだ伝わりません

<私だったらこうする>※完全に私個人の好みです
どこまでも闘争を求める主人公像に良い狂気性を感じたので、そこを強調します
そして強調するために、主人公も最初はゲームとして勝ちたいとしか考えていなかったことにします
ゲームを通して〇戮の味を覚え、最終的に運営7人に向かって「お前らの世界でお前らを〇させろよ」とまで言うようになる
狂気に染まっていく過程を描く訳ですね
他にも狂気性を強調するために取り得る術はありますが割愛します
繰り返しますが、これは私個人の好みでありこれが正解という訳ではないので、作者さんの実現したいコンセプトに従ってください

また、細かい指摘になりますが、闘争を中核に据えているのに決闘の描写が全く無いのは寂しかったです

5000文字の中にこれを収めているのは素晴らしいと思います
展開の順番も整っており、混乱することなく読み進められました
作品の舞台設定が面白く、文字数を増やせばもっともっと面白くなると思ったため、ぜひもっと多い文字数で読んでみたいです