【いつ読んだ】
2016〜2018年の夏(7〜9月?)
【あらすじ】
デザイナーベイビーが正義の社会で、子供の幸せのためには●●●(子供の髪と目の色を変えるための薬、見慣れないカタカナだった)を服用することが正しいと信じている男の話。薬によって金髪青目で生まれてくる子供は、成長して大人になると黒髪黒目になる設定だった。
【覚えているエピソード】
上記の薬を服用せずに妊娠・出産したため、黒髪黒目で生まれた娘(薬で平均的な外見を持つ子供たちよりも優れた才能を持っているし、ふつうに家族を愛している女の子)を持つ母親を「虐待」として通報したエピソード。終盤でやっと生まれた自分の子供が夫婦ともに薬を服用していたにもかかわらず黒髪黒目で生まれてしまい、外見差別を避けるために毎朝息子の髪を染め、コンタクトレンズを着けさせる場面で話が終わる。
【物語の舞台となっている国・時代】
日本・おそらく未来
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
ハヤカワのミステリマガジンかSFマガジンに掲載されていた読み切り作品。
【その他覚えていることなんでも】
翻訳ではない。作中に登場する架空の薬の名前が独特なカタカナだった。

本になっているのならまた読みたいのですが、いくら探しても見つからないので同じ話を読んだ人いたらぜひ教えてください。