那須文学10号(1971年)「集録 高野悦子さんを囲んで」 69頁
同じ下宿の友人の証言(>>53の続き)

『彼女は頼まれてイヤと言えない人でした。
同宿の〇さんが私に引越しを頼んで帰省してしまったことがありました。
私の身にあまり、彼女に相談したところ、即座に立ち上がって荷造りをし、
原田さんの子供用の自転車でメモを頼りに下宿先を尋ねあててくれたこともありました。
夜などダベリに部屋を訪れると、彼女はどんなに忙しくても快くむかえてくれました。
だから彼女の部屋には人がよく集まりました。』