【ラノベ書いたら文芸人生終了】
「とんでもスキルで異世界放浪メシ」
第二十一話 フェルさんのブートキャンプ

うわーッ、ゴブリンが来るーーーッ。
「ファイヤーボールッ、ファイヤーボールッ、ファイヤーボールッ」
俺のへっぽこファイヤーボールがゴブリンに当たる。
へっぽこでも火は火、ゴブリンにダメージが入る.
俺は更にファイヤーボールを撃つ。
俺の周りは既にゴブリンだらけだったが、ゴブリンがこん棒を振ろうが、剣で斬りかかろうが、斧で頭をかち割ろうとしようがすべてフェルの結界が防いでくれた。
とは言っても迫りくるゴブリンの軍勢に恐怖心が湧き上がる。
それを払拭するように、俺はとにかくファイヤ―ボールを撃ちまくる。
「ファイヤーボールッ、ファイヤーボールッ、ファイヤーボールッ」
 フェルの言ったとおりにとにかくファイヤーボールを撃って撃って撃ちまくった。
 「ファイヤーボールッ、ファイヤーボールッ、ファイヤーボールッ」
くっそ、まだまだぁ。
「ファイヤーボールッ、ファイヤーボールッ、ファイヤーボールッ」
すると、撃てば撃つほどだんだんと速さも威力も増していった。
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ファイヤーボールッ、ファイヤーボールッ、ファイヤーボールッ