そんな時ついにあこがれの無年金生活を開始した65歳の時。今や唯一の楽しみが5ch荒らしだった。
いつも通り、スレッドを荒らすのを省みて、ふっと思ったのであった。

(いいなあ。自分も菅総理みたいにみんなから応援されたい)

(でも俺は小学生以下の知能しかないしなあ……ん!?これは小説家になろう!?だとしたら年齢も性別も関係ないのでは?)

(美少女キャラクターを自分で演じてしまえばいいのでは!?)

こうして俺は女言葉事典を買い、人生の総決算、「暗黒竜の渇望」を書き上げた。
ときおりパンチらするのはお約束。暗黒竜が乳をたゆんたゆんさせるのもお約束だった。

もうらんたは下半身が立ちっぱなしであった。みんなから初めて愛されたのだった。
いつのまにかピストン運動をはじめ、欲を出していた。というよりも性欲が暴走したのだ。
まさか自分に性欲が残っていたなんて。
宇宙を見てなぜからんたは涙を流した。
地球の周りには自分と同じ宇宙船が。
人類は21世紀にとうとう理想郷を作ったのだ。
人類は進化したのであった。