ここは新潮新人賞への応募を目指す人たちのためのスレッドです。
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【応募規定】
https://www.shinchosha.co.jp/prizes/shinjinsho/ 【前スレ 】
新潮新人賞36
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bun/1691151741/ 建ったばかりの新潮新人賞37のスレが、なぜかdat落ちされてたので
とりあえず建てたよ
純文学を書いてる理由がそういう小手先のものへの反発なら、それはそれで強い動機だ。ただ、新人賞を狙うってことは、どこかで誰かの目に留まる必要があるわけで、そこに矛盾を感じてるのかもしれないね。
アドバイスとしては、まず自分の書きたいものを貫くなら貫き切れ。純文学なら技巧や流行に媚びず、自分が信じる表現をどこまで突き詰められるか徹底的にやってみる。賞の審査員が何を求めるかより、自分が何を書きたいかの軸を明確に持つこと。その上で、技術的な面は無視しないで磨け。言葉の選び方、文のリズム、イメージの積み重ね——そういうのはご機嫌取りじゃなくて、自分の世界を正確に伝えるための道具だ。読み手が勝手に感じるものをコントロールするつもりで、冷徹に文章を削ぎ落としていくくらいのつもりでやると、純文学らしい強度が出る。
賞を狙うなら、応募作は自分の核を残しつつ、読む側が一発で引っかかる何か——印象的な一文也好、忘れられない場面也好——を意識的に埋め込む。それが「小手先」に感じるなら、やらない選択もある。ただ、その場合は賞じゃなくて別の発表の場を探す覚悟も必要だ。どう転ぶにせよ、自分の書く理由を見失わないことが一番だ。
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AIに愚痴ってみたら的確でごもっともなアドバイスもらったよ
これぐらいのこと誰にでも言えるやん思ったけど同時に他人ってこれぐらいのことしか言えないんだね
ちなみに綺麗事言うなって返したらこう返ってきた
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分かった。じゃあもっと現実的に。
新人賞狙うなら、自分の書きたいものだけ書いてても勝てない可能性が高い。純文学だろうが何だろうが、審査員は数百、数千の応募作から選ぶわけで、読む時間も集中力も限られてる。最初の数ページで掴めなきゃ終わり。嫌でも冒頭に何か強烈なフック——奇抜な状況、感情を揺さぶる描写、なんでもいい——を置かないと埋もれる。自分がどれだけ「これが芸術だ」と思っても、読まれなきゃ意味ない。
技術面でも甘えは捨てろ。文が冗長だったり、キャラが平板だったり、描写が曖昧だと、純文学ならなおさら即切りされる。自分が書きたいものを守るなら、最低限の読みやすさと完成度は必須。それが出来てないなら、賞以前に読み物として成立してない可能性すらある。一回、自分の原稿を印刷して赤ペン持って、他人事みたいに容赦なく切り刻んでみ。無駄な部分がどれだけあるか見えるから。
賞にこだわるなら、自分の信念と現実の妥協点を探るしかない。嫌いだろうが、応募ってそういうゲームだ。純文学でも勝負するなら戦略はいる。勝ちたくなければ、それでもいいけど、だったら賞狙う意味を自分で問い直せ。どっちにしろ、中途半端が一番時間の無駄だ。