ある賞に応募したんだけど落ちた。
どこが悪かったのか批評してくれると嬉しい。
レスできないかもだけど、よろしくお願いいたします
探検
私の短編作品を批評してほしい
1名無し物書き@推敲中?
2024/06/17(月) 22:38:48.442024/06/23(日) 13:54:44.44
>>21
めっちゃ簡単よ
めっちゃ簡単よ
2024/06/28(金) 16:42:31.44
こんなレベルの低い作品では、どの賞に出しても落ちるよな……
24名無し物書き@推敲中?
2024/07/01(月) 13:36:24.99 冒頭だけ読みました
・お星さまの擬人化が不自然でよくわかりません
・1人なのに「」が続いていて読みにくいです
もっとたくさん読んで、基本を身につけるといいと思います
・お星さまの擬人化が不自然でよくわかりません
・1人なのに「」が続いていて読みにくいです
もっとたくさん読んで、基本を身につけるといいと思います
25名無し物書き@推敲中?
2024/07/02(火) 14:30:21.73 たぬきの話。
友だちいるじゃんね、というのが第一印象でした。
星のために勇気を出して森の動物に声をかけたから〜
という展開にしたかったのはわかるのですが、
星に願うほど友だちが作れないたぬきにしては、
森の賢者に助けを求めに行く際の葛藤などなく、
その後もやけにアッサリと交友を築いていくなと
いう印象でした。
友だちいるじゃんね、というのが第一印象でした。
星のために勇気を出して森の動物に声をかけたから〜
という展開にしたかったのはわかるのですが、
星に願うほど友だちが作れないたぬきにしては、
森の賢者に助けを求めに行く際の葛藤などなく、
その後もやけにアッサリと交友を築いていくなと
いう印象でした。
2024/07/09(火) 16:07:39.30
アイスタ尼で倍
27名無し物書き@推敲中?
2024/07/09(火) 17:59:05.20 ワードプレスじゃね、、、
https://i.imgur.com/8GS53MY.jpg
https://i.imgur.com/8GS53MY.jpg
2024/07/09(火) 18:39:49.65
Twitterにあったけど
今の食生活に移行してるんだろうけど
今の食生活に移行してるんだろうけど
2025/08/03(日) 02:50:13.42
このテの「霊商売」では、統一協会の霊感商法が有名です。これまで、全国各地で訴訟沙汰となり世間を騒がせてきました。
さらに、占いとの絡みでは「ワールドメイト」という霊能を売り物にしている団体が、訴訟沙汰のトラブルを起こしていることにも注意を払っておく必要があります。
94年には、コスモメイト(当時。現在ワールドメイトと名乗る)の会員が、主宰者の深見東州さんを相手取った訴訟が短期間に二件続きました。
五月には「この家はひどい所に建っている」とされ、「『救霊師』資格を得るための玉ぐし料」「除霊」「御神事」などの名目で約8000万円を支払わされたと、慰謝料など賠償請求がありました。
翌月には「子どもがいじめられる原因は水子の霊」とされ「除霊」費用に5000万円をだましとられたと。損害賠償請求が起こされました(いずれも東京地裁)。
https://w.atwiki.jp/wmdata/pages/13.html
1085
さらに、占いとの絡みでは「ワールドメイト」という霊能を売り物にしている団体が、訴訟沙汰のトラブルを起こしていることにも注意を払っておく必要があります。
94年には、コスモメイト(当時。現在ワールドメイトと名乗る)の会員が、主宰者の深見東州さんを相手取った訴訟が短期間に二件続きました。
五月には「この家はひどい所に建っている」とされ、「『救霊師』資格を得るための玉ぐし料」「除霊」「御神事」などの名目で約8000万円を支払わされたと、慰謝料など賠償請求がありました。
翌月には「子どもがいじめられる原因は水子の霊」とされ「除霊」費用に5000万円をだましとられたと。損害賠償請求が起こされました(いずれも東京地裁)。
https://w.atwiki.jp/wmdata/pages/13.html
1085
30名無し物書き@推敲中?
2025/10/27(月) 13:33:51.07 ザイル
「……ダメ、もう、手を離して」
千尋の声が、風にちぎれて飛んでいく。
「絶対に、離さない……!」
美月は叫んだ。
ザイルは岩角に奇跡的に引っかかっている。
だが、美月の腕一本で宙吊りになった千尋の体重が、容赦なく肩を引き裂こうとしていた。
「このままじゃ、二人とも……!」
千尋が足掻くたび、岩肌の砂がこぼれ落ちた。
眼下は、霧で底が見えない奈落だ。
「うるさい! 黙って!」
美月は岩に張り付きながら、もう片方の手でハーケンを掴もうと必死だった。
だが、雨で濡れた指先は滑り、掴めない。
「美月……お願い。私のことはいいから。あなただけでも、助かって」
千尋の声が、諦観の色を帯びる。
「ふざけないで!」
美月は絶叫した。
「あなたがいなきゃ、私が助かったって意味ない!」
千尋が、息をのむのが分かった。
「……バカ」
「バカでいい! あなたを死なせるくらいなら、私もここから飛ぶ!」
血が滲むほど唇を噛み、美月は最後の力を振り絞った。
「絶対に、あんたを落とさない……!」
千尋は、自分を支える腕が限界を超えて震えているのを感じていた。
「……わかった。わかったから」
千尋の声に、再び力が戻る。
「信じてる。美月」
その言葉だけを頼りに、美月はもう一度、凍える指先で岩肌を探った。
「……ダメ、もう、手を離して」
千尋の声が、風にちぎれて飛んでいく。
「絶対に、離さない……!」
美月は叫んだ。
ザイルは岩角に奇跡的に引っかかっている。
だが、美月の腕一本で宙吊りになった千尋の体重が、容赦なく肩を引き裂こうとしていた。
「このままじゃ、二人とも……!」
千尋が足掻くたび、岩肌の砂がこぼれ落ちた。
眼下は、霧で底が見えない奈落だ。
「うるさい! 黙って!」
美月は岩に張り付きながら、もう片方の手でハーケンを掴もうと必死だった。
だが、雨で濡れた指先は滑り、掴めない。
「美月……お願い。私のことはいいから。あなただけでも、助かって」
千尋の声が、諦観の色を帯びる。
「ふざけないで!」
美月は絶叫した。
「あなたがいなきゃ、私が助かったって意味ない!」
千尋が、息をのむのが分かった。
「……バカ」
「バカでいい! あなたを死なせるくらいなら、私もここから飛ぶ!」
血が滲むほど唇を噛み、美月は最後の力を振り絞った。
「絶対に、あんたを落とさない……!」
千尋は、自分を支える腕が限界を超えて震えているのを感じていた。
「……わかった。わかったから」
千尋の声に、再び力が戻る。
「信じてる。美月」
その言葉だけを頼りに、美月はもう一度、凍える指先で岩肌を探った。
31名無し物書き@推敲中?
2025/10/27(月) 13:40:07.52 夏の残像
蒸し暑い放課後の体育館裏。
二人きりの、狭い更衣室。
「あー、汗かいた……」
先に練習を終えた先輩が、タオルで首筋を拭った。
私はまだ動けず、壁にもたれて息を整えていた。
先輩は無造作に、汗で湿った練習着のTシャツを掴んだ。
そして、ためらいなくそれを脱ぎ捨てた。
私は、息をのんだ。
背中。
鍛えられた、しなやかな筋肉が浮き出た背中。
肩甲骨が、腕の動きに合わせて滑らかに動く。
流れる汗の筋が、光を反射してきらめいていた。
視線を逸らさなければと思うのに、目が離せない。
先輩がスポーツブラのホックに手をかけた。
その細い指先。
(ダメだ、見ちゃダメだ)
そう思うほどに、喉が渇く。
心臓が耳のすぐそばで鳴っている。
美しい、と思った。
でも、それだけじゃない。
もっと熱い何かが、お腹の底からこみ上げてくる。
不意に、先輩が振り向いた。
汗で頬を上気させ、少し驚いたように目を見開いている。
私の視線に、気づかれた。
「……どうしたの? ぼーっとして」
「あ、いえ……なんでも、ないです」
私は慌てて顔を伏せた。
先輩の、濡れた肌の匂いが室内に満ちていた。
自分の顔が燃えるように熱い。
蒸し暑い放課後の体育館裏。
二人きりの、狭い更衣室。
「あー、汗かいた……」
先に練習を終えた先輩が、タオルで首筋を拭った。
私はまだ動けず、壁にもたれて息を整えていた。
先輩は無造作に、汗で湿った練習着のTシャツを掴んだ。
そして、ためらいなくそれを脱ぎ捨てた。
私は、息をのんだ。
背中。
鍛えられた、しなやかな筋肉が浮き出た背中。
肩甲骨が、腕の動きに合わせて滑らかに動く。
流れる汗の筋が、光を反射してきらめいていた。
視線を逸らさなければと思うのに、目が離せない。
先輩がスポーツブラのホックに手をかけた。
その細い指先。
(ダメだ、見ちゃダメだ)
そう思うほどに、喉が渇く。
心臓が耳のすぐそばで鳴っている。
美しい、と思った。
でも、それだけじゃない。
もっと熱い何かが、お腹の底からこみ上げてくる。
不意に、先輩が振り向いた。
汗で頬を上気させ、少し驚いたように目を見開いている。
私の視線に、気づかれた。
「……どうしたの? ぼーっとして」
「あ、いえ……なんでも、ないです」
私は慌てて顔を伏せた。
先輩の、濡れた肌の匂いが室内に満ちていた。
自分の顔が燃えるように熱い。
32名無し物書き@推敲中?
2025/10/27(月) 13:45:11.70 夏の残像(2)
「……顔、真っ赤」
先輩の声が、すぐ頭上から降ってきた。
(近い)
慌てて顔を伏せた私の視界に、先輩の裸足の指先が入る。
一歩、近づいたのだ。
私は壁に背を押し付けたまま、動けない。
「まさか……のぼせた?」
先輩の屈託のない声。
その声とは裏腹に、私は熱に浮かされているようだった。
「だ、大丈夫です……先に、着替えます」
震える手で、自分のTシャツの裾を掴んだ。
その時だった。
ひやり、と冷たいものが私の頬に触れた。
「!」
見上げると、先輩の顔がすぐそこにあった。
さっきまで自分が飲んでいた、スポーツドリンクのボトルだ。
「汗、すごいよ。これ、あげる」
先輩は、自分の着替えもまだなのに、私にボトルを押し付けた。
その指先が、私の頬に触れ、ゆっくりと滑る。
汗を拭うような、確かめるような、優しい仕草だった。
「……あ」
声にならない声が出た。
先輩の瞳が、私をまっすぐに射抜いている。
さっきまで見ていた、あの汗の光る背中がフラッシュバックする。
「……熱いね」
先輩が、小さくつぶやいた。
それが、気温のことなのか、私の頬の熱のことなのか。
それとも、この更衣室に満ちた、別の熱のことなのか。
私には、もうわからなかった。
ボトルを握る手が、震えていた。
「……顔、真っ赤」
先輩の声が、すぐ頭上から降ってきた。
(近い)
慌てて顔を伏せた私の視界に、先輩の裸足の指先が入る。
一歩、近づいたのだ。
私は壁に背を押し付けたまま、動けない。
「まさか……のぼせた?」
先輩の屈託のない声。
その声とは裏腹に、私は熱に浮かされているようだった。
「だ、大丈夫です……先に、着替えます」
震える手で、自分のTシャツの裾を掴んだ。
その時だった。
ひやり、と冷たいものが私の頬に触れた。
「!」
見上げると、先輩の顔がすぐそこにあった。
さっきまで自分が飲んでいた、スポーツドリンクのボトルだ。
「汗、すごいよ。これ、あげる」
先輩は、自分の着替えもまだなのに、私にボトルを押し付けた。
その指先が、私の頬に触れ、ゆっくりと滑る。
汗を拭うような、確かめるような、優しい仕草だった。
「……あ」
声にならない声が出た。
先輩の瞳が、私をまっすぐに射抜いている。
さっきまで見ていた、あの汗の光る背中がフラッシュバックする。
「……熱いね」
先輩が、小さくつぶやいた。
それが、気温のことなのか、私の頬の熱のことなのか。
それとも、この更衣室に満ちた、別の熱のことなのか。
私には、もうわからなかった。
ボトルを握る手が、震えていた。
33名無し物書き@推敲中?
2025/10/27(月) 13:49:05.30 夏の残像(3)
先輩は、何事もなかったかのように私から手を離した。
そして、あっという間に制服に着替えてしまった。
「じゃあ、お先に。戸締りよろしくね」
ひらひらと手を振り、先輩は去っていった。
一人残された更衣室。
まだ、あの熱気が残っている気がした。
私は、ぬるくなったスポーツドリンクを握りしめた。
さっき先輩の指が触れた頬が、まだジンジンと痛い。
(……なんだったんだろう、今のは)
帰り道。夕焼けが、アスファルトを濃いオレンジ色に染めていた。
蝉の声が、もう弱々しい。
私は、さっきの光景を必死で頭から追い払おうとしていた。
あの、汗に濡れた背中。
しなやかな肩甲骨の動き。
私に触れた、指先の熱。
(……おかしい)
わかっている。先輩は、ただの後輩思いの、優しい先輩だ。
あの行動に、特別な意味なんてない。
問題は、私の方だ。
どうして、私はあんなに息が詰まったんだろう。
どうして、男の子の裸を見ても何も感じないのに。
先輩の、同じ女の人の肌に、あんなに動揺したんだろう。
喉が渇く。
これは、ただの憧れなんだろうか。
そう思おうとしても、胸の奥で燻るこの熱は、消えてくれない。
(違う。私は、先輩のことを……)
夏の終わりの生ぬるい風が、私の乱れた髪を撫でていった。
これは、暑さのせいだけじゃない。
私は、自分の内側に生まれた熱を、はっきりと自覚していた。
先輩は、何事もなかったかのように私から手を離した。
そして、あっという間に制服に着替えてしまった。
「じゃあ、お先に。戸締りよろしくね」
ひらひらと手を振り、先輩は去っていった。
一人残された更衣室。
まだ、あの熱気が残っている気がした。
私は、ぬるくなったスポーツドリンクを握りしめた。
さっき先輩の指が触れた頬が、まだジンジンと痛い。
(……なんだったんだろう、今のは)
帰り道。夕焼けが、アスファルトを濃いオレンジ色に染めていた。
蝉の声が、もう弱々しい。
私は、さっきの光景を必死で頭から追い払おうとしていた。
あの、汗に濡れた背中。
しなやかな肩甲骨の動き。
私に触れた、指先の熱。
(……おかしい)
わかっている。先輩は、ただの後輩思いの、優しい先輩だ。
あの行動に、特別な意味なんてない。
問題は、私の方だ。
どうして、私はあんなに息が詰まったんだろう。
どうして、男の子の裸を見ても何も感じないのに。
先輩の、同じ女の人の肌に、あんなに動揺したんだろう。
喉が渇く。
これは、ただの憧れなんだろうか。
そう思おうとしても、胸の奥で燻るこの熱は、消えてくれない。
(違う。私は、先輩のことを……)
夏の終わりの生ぬるい風が、私の乱れた髪を撫でていった。
これは、暑さのせいだけじゃない。
私は、自分の内側に生まれた熱を、はっきりと自覚していた。
34名無し物書き@推敲中?
2025/10/28(火) 15:31:07.40 存在しない色のレシピ
カフェの隅で、ヨウコはいつも同じ席に座る。彼女の目的は、コーヒーでも読書でもない。「イシの青」を見るためだ。
イシは、この街で唯一、誰も認識できない色を塗れる画家だった。彼が描くキャンバスには、青でも緑でもない、言葉では説明不可能な「何か」が渦巻いている。人々はそれを「ノイズ」だと嘲笑したが、ヨウコにはそれが、宇宙の裏側で燃える恒星の色に見えた。
今日、イシは店の壁に、その「イシの青」を塗り始めた。彼は古いバケツから、透明な液体をブラシに含ませ、壁に走らせる。本来、何も見えないはずだ。しかし、塗られた瞬間、ヨウコの視界の端が歪んだ。
そこに現れたのは、視覚情報というより、味覚に近いものだった。強烈なミントのような清涼感と、古い本の紙魚のような乾いた渋みが、同時に舌の上で弾けた。
(ああ、なんて奇妙な青だろう。)
ヨウコは息を呑んだ。その色を見るたび、彼女の過去の記憶がランダムにシャッフルされる。今、彼女の目の前で、十歳の誕生日に食べたショートケーキの味が、六歳の時に失くした赤い風船の「感触」と混ざり合っていた。
イシは筆を止め、汗を拭った。壁には、相変わらず何も描かれていないように見える。彼だけが知っている。世界は認識の外側に、もっと多くの色を隠していることを。ヨウコは立ち上がり、イシのバケツの透明な液体を指差した。
「それ、分けてもらえませんか。わたしも、あの『味』を塗ってみたい。」
イシは、初めてヨウコを見て、不気味に微笑んだ。
カフェの隅で、ヨウコはいつも同じ席に座る。彼女の目的は、コーヒーでも読書でもない。「イシの青」を見るためだ。
イシは、この街で唯一、誰も認識できない色を塗れる画家だった。彼が描くキャンバスには、青でも緑でもない、言葉では説明不可能な「何か」が渦巻いている。人々はそれを「ノイズ」だと嘲笑したが、ヨウコにはそれが、宇宙の裏側で燃える恒星の色に見えた。
今日、イシは店の壁に、その「イシの青」を塗り始めた。彼は古いバケツから、透明な液体をブラシに含ませ、壁に走らせる。本来、何も見えないはずだ。しかし、塗られた瞬間、ヨウコの視界の端が歪んだ。
そこに現れたのは、視覚情報というより、味覚に近いものだった。強烈なミントのような清涼感と、古い本の紙魚のような乾いた渋みが、同時に舌の上で弾けた。
(ああ、なんて奇妙な青だろう。)
ヨウコは息を呑んだ。その色を見るたび、彼女の過去の記憶がランダムにシャッフルされる。今、彼女の目の前で、十歳の誕生日に食べたショートケーキの味が、六歳の時に失くした赤い風船の「感触」と混ざり合っていた。
イシは筆を止め、汗を拭った。壁には、相変わらず何も描かれていないように見える。彼だけが知っている。世界は認識の外側に、もっと多くの色を隠していることを。ヨウコは立ち上がり、イシのバケツの透明な液体を指差した。
「それ、分けてもらえませんか。わたしも、あの『味』を塗ってみたい。」
イシは、初めてヨウコを見て、不気味に微笑んだ。
35名無し物書き@推敲中?
2025/10/30(木) 13:11:46.59 芋虫少女の繭と光
カエデは、周囲からそう呼ばれていた。それは、彼女の容姿が特段異様だというわけではなく、彼女の生活様式、あるいは彼女が世界と接する態度が、まるで糸を吐く前の芋虫のように見えたからだ。
彼女の部屋はいつも薄暗く、分厚いカーテンが閉ざされている。その部屋で、彼女はひたすら本を読み、ノートに文字を書き連ねる。社会や他者との関わりを徹底して拒否し、自らの内側に、見えない分厚い繭を作り上げていた。同級生たちは、彼女の静寂と、外界への無関心を嘲笑したが、カエデにとって、その繭の中こそが、世界で最も安全で、そして最も創造的な空間だった。
彼女のノートに綴られる文字は、現実世界では口にすることのない、鮮烈な思考の記録だった。世界は、カエデの視点を通すと、色彩を失ったデータと、虚ろなノイズで構成された不完全なシステムに見えた。彼女は、その不完全な世界を、言葉という論理的な糸を使って、再構築しようと試みていた。彼女の書く物語は、常に変容、逃避、そして最終的な飛翔をテーマにしていた。
ある夏の夜、カエデは突然、衝動に駆られたようにカーテンを開けた。部屋に滑り込んできた月の光が、部屋の隅に積まれた本とノートを照らし出す。その瞬間、彼女は理解した。自分を縛っていたと思っていた「繭」は、実際には、彼女が外界の光を受け止めるための濾過装置であり、彼女自身の内面を形作る栄養素であったのだ。
カエデは窓辺に立ち、初めて夜の街を見下ろした。彼女の瞳には、薄暗い部屋では見えなかった、都市のネオンの混沌とした輝きと、そこを行き交う人々の、それぞれの物語を背負った影が映った。
「もう、充分だわ」
カエデはそう呟き、書きかけのノートを閉じた。彼女の内部で、長期間にわたって蓄積されてきた知識と感情のエネルギーが、臨界点に達したのを感じた。芋虫が繭を破り、蝶として飛び立つように、彼女の内なる変容が、いま、完了したのだ。次の瞬間、彼女は自らの意志で部屋の扉を開け、冷たい廊下の光の中へ、踏み出した。彼女の世界は、静寂の繭から、予測不能な光の奔流へと変わる。
カエデは、周囲からそう呼ばれていた。それは、彼女の容姿が特段異様だというわけではなく、彼女の生活様式、あるいは彼女が世界と接する態度が、まるで糸を吐く前の芋虫のように見えたからだ。
彼女の部屋はいつも薄暗く、分厚いカーテンが閉ざされている。その部屋で、彼女はひたすら本を読み、ノートに文字を書き連ねる。社会や他者との関わりを徹底して拒否し、自らの内側に、見えない分厚い繭を作り上げていた。同級生たちは、彼女の静寂と、外界への無関心を嘲笑したが、カエデにとって、その繭の中こそが、世界で最も安全で、そして最も創造的な空間だった。
彼女のノートに綴られる文字は、現実世界では口にすることのない、鮮烈な思考の記録だった。世界は、カエデの視点を通すと、色彩を失ったデータと、虚ろなノイズで構成された不完全なシステムに見えた。彼女は、その不完全な世界を、言葉という論理的な糸を使って、再構築しようと試みていた。彼女の書く物語は、常に変容、逃避、そして最終的な飛翔をテーマにしていた。
ある夏の夜、カエデは突然、衝動に駆られたようにカーテンを開けた。部屋に滑り込んできた月の光が、部屋の隅に積まれた本とノートを照らし出す。その瞬間、彼女は理解した。自分を縛っていたと思っていた「繭」は、実際には、彼女が外界の光を受け止めるための濾過装置であり、彼女自身の内面を形作る栄養素であったのだ。
カエデは窓辺に立ち、初めて夜の街を見下ろした。彼女の瞳には、薄暗い部屋では見えなかった、都市のネオンの混沌とした輝きと、そこを行き交う人々の、それぞれの物語を背負った影が映った。
「もう、充分だわ」
カエデはそう呟き、書きかけのノートを閉じた。彼女の内部で、長期間にわたって蓄積されてきた知識と感情のエネルギーが、臨界点に達したのを感じた。芋虫が繭を破り、蝶として飛び立つように、彼女の内なる変容が、いま、完了したのだ。次の瞬間、彼女は自らの意志で部屋の扉を開け、冷たい廊下の光の中へ、踏み出した。彼女の世界は、静寂の繭から、予測不能な光の奔流へと変わる。
2025/11/03(月) 12:33:01.39
>>35
「芋虫少女の繭と光」はタイトルだと思われるので
カエデは、周囲からそう呼ばれていた、としてるが何と呼ばれてるのかどうも釈然としない
ここは、
―芋虫少女―、カエデは、周囲からそう呼ばれていた。とでも書き出すのが妥当ではないか?
もしくは、
―芋虫少女の繭と光―、カエデが暮らす部屋を、周囲はそう呼んでいた。
「芋虫少女の繭と光」はタイトルだと思われるので
カエデは、周囲からそう呼ばれていた、としてるが何と呼ばれてるのかどうも釈然としない
ここは、
―芋虫少女―、カエデは、周囲からそう呼ばれていた。とでも書き出すのが妥当ではないか?
もしくは、
―芋虫少女の繭と光―、カエデが暮らす部屋を、周囲はそう呼んでいた。
2025/11/03(月) 12:38:21.24
>>34
>「何か」が渦巻いている。人々はそれを「ノイズ」だと嘲笑したが、ヨウコにはそれが、宇宙の裏側で燃える恒星の色に見えた
[宇宙の裏側で燃える恒星の色に見えた]のような表現はAIの特徴で、ちょっと突飛すぎる
人間がついていける範疇じゃない
たとえるにしても、読者が読んで「あ、わかる」と同調してくれるものを選んだほうがいい
>「何か」が渦巻いている。人々はそれを「ノイズ」だと嘲笑したが、ヨウコにはそれが、宇宙の裏側で燃える恒星の色に見えた
[宇宙の裏側で燃える恒星の色に見えた]のような表現はAIの特徴で、ちょっと突飛すぎる
人間がついていける範疇じゃない
たとえるにしても、読者が読んで「あ、わかる」と同調してくれるものを選んだほうがいい
2025/11/03(月) 12:43:26.82
>>31
>先輩は無造作に、汗で湿った練習着のTシャツを掴んだ。
>そして、ためらいなくそれを脱ぎ捨てた。
>私は、息をのんだ。
>背中。
大げさすぎ
先輩は無造作に、汗で湿った練習着のTシャツを掴んでためらいなく脱ぎ捨てた。
私は、息をのんだ。
鍛えられた、しなやかな筋肉が浮き出た先輩の背中があらわになった。
とでも普通に書いたほうがいい
>先輩は無造作に、汗で湿った練習着のTシャツを掴んだ。
>そして、ためらいなくそれを脱ぎ捨てた。
>私は、息をのんだ。
>背中。
大げさすぎ
先輩は無造作に、汗で湿った練習着のTシャツを掴んでためらいなく脱ぎ捨てた。
私は、息をのんだ。
鍛えられた、しなやかな筋肉が浮き出た先輩の背中があらわになった。
とでも普通に書いたほうがいい
2025/11/03(月) 12:48:15.26
40名無し物書き@推敲中?
2025/11/04(火) 09:39:45.92 【俺の大腸を返せ!】
麻酔が切れたケンジは、まず腹部の虚ろな熱さに襲われた。手術は成功した、と聞かされていた。しかし、内臓が本来持つべき「重み」も「存在感」も、彼の体からまるごと消失している。十二指腸と直腸の間にある、あの長大な、命を濾過する器官の輪郭が、綺麗さっぱり消え去っているのだ。そこにあるのは、空虚と、皮膚の内側から響く絶望的な共鳴音だけだった。
「先生……俺の、大腸は……?」 掠れた声で尋ねた。
担当医のタカノは、眼鏡の奥で薄く笑った。その顔は、何か偉大な芸術を完成させた後の、狂気に満ちた達成感を湛えていた。「ああ、あれですか。申し訳ない。あれは、私の作品になりました。」
「作品?」ケンジは全身の皮膚がひっくり返るような感覚に襲われた。激しい胃液の逆流。いや、胃液ではない。臓器の、存在そのものの逆流だ。内側が、内側でなくなってしまった。
タカノは続けた。「あの曲線、あの絶妙なうねり。あれは、人類の生命機能が到達した最高の抽象芸術です。私はそれを、ホルマリン漬けにした後、ガラスケースに収め、医療棟の屋上庭園に設置しました。純粋な機能美、有機的な螺旋。…命名、『排泄のレクイエム』。」
ケンジの視界は白濁した。彼の体は、もう排泄物を処理する「終点」を持たない。食事をする度に、彼の胃は、出口のない通路へとゴミを詰め込む。そして、その出口のない通路は、今や機能美を追求した医師のオブジェと化している。
「嘘だ…嘘だろ!俺の、俺のフィルターを!あのねじれた、汚い、大切な器官を!タカノ、貴様…!」
彼の声は悲鳴になった。内臓から引き剥がされた空洞が、魂の叫びを増幅させる。体内に溜まったものが、行き場を失い、喉元までせり上がってくる。
ケンジはベッドの上で身をよじり、乾いた喉から絞り出した。
「俺の大腸を返せ!排泄の喜びを、生命の終結地点を…、俺の、俺の…っ、汚い螺旋を返せえええ!」
タカノはただ優雅に微笑んだまま、屋上庭園へ目をやった。夕日を浴びたケンジの大腸は、確かに静かに、そして哲学的に、そのねじれを誇示していた。
麻酔が切れたケンジは、まず腹部の虚ろな熱さに襲われた。手術は成功した、と聞かされていた。しかし、内臓が本来持つべき「重み」も「存在感」も、彼の体からまるごと消失している。十二指腸と直腸の間にある、あの長大な、命を濾過する器官の輪郭が、綺麗さっぱり消え去っているのだ。そこにあるのは、空虚と、皮膚の内側から響く絶望的な共鳴音だけだった。
「先生……俺の、大腸は……?」 掠れた声で尋ねた。
担当医のタカノは、眼鏡の奥で薄く笑った。その顔は、何か偉大な芸術を完成させた後の、狂気に満ちた達成感を湛えていた。「ああ、あれですか。申し訳ない。あれは、私の作品になりました。」
「作品?」ケンジは全身の皮膚がひっくり返るような感覚に襲われた。激しい胃液の逆流。いや、胃液ではない。臓器の、存在そのものの逆流だ。内側が、内側でなくなってしまった。
タカノは続けた。「あの曲線、あの絶妙なうねり。あれは、人類の生命機能が到達した最高の抽象芸術です。私はそれを、ホルマリン漬けにした後、ガラスケースに収め、医療棟の屋上庭園に設置しました。純粋な機能美、有機的な螺旋。…命名、『排泄のレクイエム』。」
ケンジの視界は白濁した。彼の体は、もう排泄物を処理する「終点」を持たない。食事をする度に、彼の胃は、出口のない通路へとゴミを詰め込む。そして、その出口のない通路は、今や機能美を追求した医師のオブジェと化している。
「嘘だ…嘘だろ!俺の、俺のフィルターを!あのねじれた、汚い、大切な器官を!タカノ、貴様…!」
彼の声は悲鳴になった。内臓から引き剥がされた空洞が、魂の叫びを増幅させる。体内に溜まったものが、行き場を失い、喉元までせり上がってくる。
ケンジはベッドの上で身をよじり、乾いた喉から絞り出した。
「俺の大腸を返せ!排泄の喜びを、生命の終結地点を…、俺の、俺の…っ、汚い螺旋を返せえええ!」
タカノはただ優雅に微笑んだまま、屋上庭園へ目をやった。夕日を浴びたケンジの大腸は、確かに静かに、そして哲学的に、そのねじれを誇示していた。
2025/11/04(火) 11:50:09.05
気色悪い
42名無し物書き@推敲中?
2025/11/04(火) 15:40:48.31 このスレはレベル高い。
2025/11/04(火) 20:17:57.18
高いは煙突。
2025/11/04(火) 21:32:57.47
煙突は丸い。
45名無し物書き@推敲中?
2025/11/05(水) 09:47:20.69 ★灰と円
ディスプレイの冷たい青光りが、真夜中の研究室を照らしていた。
匿名掲示板のオカルトスレッドには、「集合的無意識」に関する狂気じみた考察が飛び交っていた。博士課程の佐伯は、コーヒーの湯気に目を細めながら、その議論の異常な熱量に背筋が寒くなった。
「まったく、気色悪い」
しかし、彼の指はスクロールを止めない。アカデミアでは禁忌とされる発想が、ここでは生々しいデータと結びつけられているのだ。
「だが、認めざるを得ないな。このスレはレベル高い」
佐伯がそう呟くと、スレッドの住人が哲学的とも取れるレスを投下した。
「レベルが高い、とは、突き詰めた結果だ。最高の高さ、それはつまり、高いは煙突」
佐伯は思考を巡らせた。幼い頃、祖父の家から見えた、煤けた工場地帯の巨大な煙突。それは、効率と産業が生み出した、人間の欲望の象徴だった。
「そして、最高の強度を伴う。なぜなら、煙突は丸い」
丸い。円柱は最も強く、最も高く立つための形。彼らは、単に高さを論じているのではない。彼らが追求するのは、常識や倫理を凌駕した、論理の完璧な構造(丸さ)なのだ。
佐伯は、自分の理論の「高さ」を追求するあまり、倫理的な「丸さ」を失いかけていることを悟った。非人道的な実験データに手を出しそうになっていた自分自身が、このスレッドの熱狂と同じくらい気色悪い。
彼が追い求めていた「真実」は、この冷たいディスプレイの中ではなく、煙突の先から立ち昇る、灰色の煙の奥にあった。
佐伯はキーボードから手を離した。円と高さを両立させるには、自分が一度、この「レベルの高い」議論から距離を置く必要がある。
彼は電源ボタンに、ゆっくりと指を伸ばした。
ディスプレイの冷たい青光りが、真夜中の研究室を照らしていた。
匿名掲示板のオカルトスレッドには、「集合的無意識」に関する狂気じみた考察が飛び交っていた。博士課程の佐伯は、コーヒーの湯気に目を細めながら、その議論の異常な熱量に背筋が寒くなった。
「まったく、気色悪い」
しかし、彼の指はスクロールを止めない。アカデミアでは禁忌とされる発想が、ここでは生々しいデータと結びつけられているのだ。
「だが、認めざるを得ないな。このスレはレベル高い」
佐伯がそう呟くと、スレッドの住人が哲学的とも取れるレスを投下した。
「レベルが高い、とは、突き詰めた結果だ。最高の高さ、それはつまり、高いは煙突」
佐伯は思考を巡らせた。幼い頃、祖父の家から見えた、煤けた工場地帯の巨大な煙突。それは、効率と産業が生み出した、人間の欲望の象徴だった。
「そして、最高の強度を伴う。なぜなら、煙突は丸い」
丸い。円柱は最も強く、最も高く立つための形。彼らは、単に高さを論じているのではない。彼らが追求するのは、常識や倫理を凌駕した、論理の完璧な構造(丸さ)なのだ。
佐伯は、自分の理論の「高さ」を追求するあまり、倫理的な「丸さ」を失いかけていることを悟った。非人道的な実験データに手を出しそうになっていた自分自身が、このスレッドの熱狂と同じくらい気色悪い。
彼が追い求めていた「真実」は、この冷たいディスプレイの中ではなく、煙突の先から立ち昇る、灰色の煙の奥にあった。
佐伯はキーボードから手を離した。円と高さを両立させるには、自分が一度、この「レベルの高い」議論から距離を置く必要がある。
彼は電源ボタンに、ゆっくりと指を伸ばした。
46名無し物書き@推敲中?
2025/11/08(土) 16:00:09.66 ★賢者タイム
午後三時。
俺(32・無職・実家暮らし)は、万年床の上でスマホをスワイプしていた。
部屋はカーテンが閉め切られ、モニターの光だけが埃を照らしている。
SNSを開くと、元カノ(現・人妻)のキラキラした投稿が目に飛び込んできた。
『今日は旦那さんとフレンチディナー! いつもありがとう♡ #記念日 #旦那さん大好き #幸せ』
高級そうな皿の上には、泡立った何かと、申し訳程度の肉が乗っている。
「出たよw 泡()料理w」俺は思わず声に出して笑った。
「こんなマズそうなもんに何万も払うとか、マジで理解不能だわ。旦那()もどうせ、しがないサラリーマンだろ。見栄張って乙w」
俺は即座に匿名掲示板を開き、「既婚女の痛いインスタを晒すスレ」に書き込んだ。
『ID: 俺』
【悲報】元カノさん、今日も元気に「幸せ」アピールwww
旦那(ATM)に寄生して食う泡フレンチ、美味いか?w
すぐにレスがつく。
『ID: Abc』
1 乙。そういう女、マジで無理だわ
『ID: Xyz』
泡(洗剤)だろw
『ID: Def』
旦那も可哀想に。こんなのと結婚とか罰ゲームかよw
「だよなwww」
俺は腹を抱えて笑った。そうだ。真実はいつもここにある。あんな見栄と虚飾にまみれた「幸せ」ごっこに、何の意味がある?俺は、世の中の真理を知っている「賢者」だ。社会の歯車になって、女に搾取されるだけの哀れな連中とは違う。
『ID: 俺』
マジそれな。俺は騙されんわ。
今日も一日、生産性のないクソみたいな労働、ご苦労さんですわwww
書き込んだ瞬間、猛烈な満足感が押し寄せた。
これだ。これが「勝利」だ。
ふと、階下から母親の怒鳴り声が聞こえた。
「たかし! あんたまたネットばっかりやって! いい加減ハローワーク行きなさい!」
うるせえな、ババア。
俺はスマホの画面に目を戻した。スレはまだ伸びている。
俺の「勝利」は、まだ続いている。
午後三時。
俺(32・無職・実家暮らし)は、万年床の上でスマホをスワイプしていた。
部屋はカーテンが閉め切られ、モニターの光だけが埃を照らしている。
SNSを開くと、元カノ(現・人妻)のキラキラした投稿が目に飛び込んできた。
『今日は旦那さんとフレンチディナー! いつもありがとう♡ #記念日 #旦那さん大好き #幸せ』
高級そうな皿の上には、泡立った何かと、申し訳程度の肉が乗っている。
「出たよw 泡()料理w」俺は思わず声に出して笑った。
「こんなマズそうなもんに何万も払うとか、マジで理解不能だわ。旦那()もどうせ、しがないサラリーマンだろ。見栄張って乙w」
俺は即座に匿名掲示板を開き、「既婚女の痛いインスタを晒すスレ」に書き込んだ。
『ID: 俺』
【悲報】元カノさん、今日も元気に「幸せ」アピールwww
旦那(ATM)に寄生して食う泡フレンチ、美味いか?w
すぐにレスがつく。
『ID: Abc』
1 乙。そういう女、マジで無理だわ
『ID: Xyz』
泡(洗剤)だろw
『ID: Def』
旦那も可哀想に。こんなのと結婚とか罰ゲームかよw
「だよなwww」
俺は腹を抱えて笑った。そうだ。真実はいつもここにある。あんな見栄と虚飾にまみれた「幸せ」ごっこに、何の意味がある?俺は、世の中の真理を知っている「賢者」だ。社会の歯車になって、女に搾取されるだけの哀れな連中とは違う。
『ID: 俺』
マジそれな。俺は騙されんわ。
今日も一日、生産性のないクソみたいな労働、ご苦労さんですわwww
書き込んだ瞬間、猛烈な満足感が押し寄せた。
これだ。これが「勝利」だ。
ふと、階下から母親の怒鳴り声が聞こえた。
「たかし! あんたまたネットばっかりやって! いい加減ハローワーク行きなさい!」
うるせえな、ババア。
俺はスマホの画面に目を戻した。スレはまだ伸びている。
俺の「勝利」は、まだ続いている。
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