我が家には琉球列島米国民政府が発行した「渡航証明書(パスポート)」もある。
両親が大事に保管していたもので、その渡航証明書には「本証明書添付の写真及び説明事項に該当する琉球住民〇〇は〇〇のため日本へ旅行するものであることを証明する」と書かれていて、「琉球列島高等弁務官」の文字も印字されている。
つまり、当時の沖縄は日本領ではなかったということ。
日本政府(外務省)は「固有の領土」の定義を「一度も他国の領土になったことがない領土」と定義づけしているが、そうであるなら、当時の沖縄は日本領でなかったわけだから沖縄は日本固有の領土ではないということになる。
当時の沖縄が日本領でなかったことは、琉球列島米国民政府が発行した渡航証明書に「琉球住民〇〇は〇〇のため日本へ旅行するものであることを証明する」と書かれていることで証明できる。