>>470
デフォルトはそうですが、何が問題かな。

このデフォルトは、カメラRAWにある階調情報のうち、有効な部分を全部取り出したうえ、
中点濃度を起点にして、上下振り分けるといこと。要するに固定されたカーブパターンにはめ込むものでないから、
カメラ固有のダイナミックレンジに応じてそれぞれ違うトーンカーブになるのだよ。

LRはそのような動作原理なので、カメラのダイナミックレンジ把握できる。

違う話になるが、RawTherapeeは中点濃度の位置が、およそ-0.66EVの位置にきている。何故そうなるのか。それは、
トーンカーブが適正でないから、全体の輝度バランスを目視したとき、-0.66EVの位置にしないと釣り合いが取れない
状態になっているということなのね。

要するにトーンカーブが異なっていても同じような明るさに見せるためには、仕方なく中点濃度の位置が
変動しちゃうということね。

フィルムの時代には、中点濃度である「18%グレー反射板の輝度を測定して適正露光を決定」することも行われていた。
デジタルの今になっても、18%グレー反射板を写しこんで適正露光の参考ししているカメラマンもいる。

このように中点濃度は基準になるものでお約束なものなの。そのお約束を守れないのがRawTherapeeなの。