人間というものは、自分の知識・経験を超越した物事を認め難いものだが、そのこと自体はそれほど
批判されるものではないが、その物事を物理的に確認する手段があるにも関わらずそれをしないまま、
身勝手な論法を繰り返すのは大いに批判されることだ。

今回問題になっている、階調の、特にハイライト付近の異常は、RawTherapeeを使った最初から感じて
「何じゃこりゃ」と思ったのである。

ここにその異常を誰でも確認できるよう資料を準備したので、各自で検証して欲しい。もしそれが正常に
処理できるものであるなら、その結果を示す画像を見せて欲しい。

検証は、D300のRAWとD300のアドビスタンダードDCPを使って行う。

D300のRAWは、こちらの「Indoor Portrait, No Flash」のISO100のもをダウンロードする。
http://www.imaging-resource.com/PRODS/D300/D300RAWINDEX.HTM

アドビのDCPはこちら。
http://kaeruk.ddo.jp/camera/NikonD300AdobeStandard_DCP.zip

検証する対象のハイライト輝度を統一するため、以下の画像に示すハイライトの場所を輝度(93〜34%)に調整する。
http://kaeruk.ddo.jp/camera/D300_HI_SET.png

参考とするカメラ出しJPEGファイル(ただし、オリジナル画像のリンクが切れているためサムネイル画像になる)
http://kaeruk.ddo.jp/camera/D300_CAM_JPEG.png

続く...