ボディ内手ブレ補正は、カメラが揺れても、センサーが揺れないように内部で保持する機能だが、動画撮影においては、その機能が裏目に出て、予期せぬ動きが映像として記録されてしまう事があるという。

 「例えば車にカメラを装着して走りながら撮影すると、Gがかかって外れてしまったり、音楽ライブの撮影で、低音の振動の揺れの周波数が、他のカメラと違った動きとして撮影されてしまい、(複数のカメラで撮影した映像を組み合わせる)編集時に揃えるのが難しいといった声が、映像制作で使っている方々に聞くとあったため」だという。