鈴木心
誰も語らない、ライカQ3の闇、なんじゃこりゃ

1. レンズの解像性能への違和感
・「ズミルックス」ブランドのレンズだが、実際には解像感や周辺部の描写に不満。
・デジタル補正(トリミング)に大きく依存しており、レンズの真の性能ではなく処理で画質を整えている印象。

2. 実は「ライカ」製ではない?
・製造はパナソニックとシグマが関与しているとの見立て。
・センサー・ソフトウェアはパナソニック、レンズはシグマの設計に似ていると指摘。
・鈴木氏いわく「ライカは企画とデザインだけ」=ブランドビジネス寄り。

3. “ファッションカメラ”としての立ち位置
・ライカQ3は、性能よりも「所有することのステータス」が重視された商品。
・初期プロモーションがファッション誌経由だったことからも、ターゲットが“カメラ愛好家”より“ファッション層”。

4. JPEG重視の仕様
・多くの人がRAWではなくJPEGで撮るため、ライカも“撮って出し”を良く見せるチューニングに寄っている。
・逆に「真面目にカメラ作っているメーカーを応援したい」と、鈴木氏は思うようになった。

5. 価格に見合う価値?
・Q3は約90万円だが、「中身はパナとシグマ。値段に見合う画質と性能ではない」と断言。
・GRシリーズやX70など、より安価で高性能な選択肢もある。

結論:

ライカQ3は「高級コンデジ」というより、「ライカブランドをまとったデジタルガジェット」。写真機としての本質より、持つ喜びやイメージに振っている商品設計に、鈴木心さんは強い疑問を呈しています。